TRICERATOPSのライブシネマ。
給料日だったので、「同じ3000円使うなら、もう1回ライブシネマ行くか、ライブアルバムかベストアルバムを買うか、iTunesのカードを買ってきてカップリングを買いまくるかどれがいいだろう」と悩んで、結局「この先絶対に機会がない」ライブシネマを選択。
大きなスクリーンと迫力のある音は、やっぱりテレビとは違います。
トライセラ公式のツイッターから「前の方が音が良いよ」との情報を得たので、今日は前から4列目で観賞。確かに音が一番良かったです。(1→2→3回目と徐々に前に移動しました)
そして、3回観て3回とも泣き所が違ったという。自分でも面白い。3回目は序盤の方が泣けましたね。『GOING TO THE MOON』でいきなり泣いてた。1回目はそうでもなかったのに。
まーでも、3回観て3回とも一番ぐっと来たのは、『プレゼント』で3回デパートに行ってしまった、その最初のサビで林君がすぐさま2番の歌詞にコーラスを切り替えるところと、それを笑って温かく見守ってた佳史さん。
および、一番最後に2人がハイタッチ(という程高くないけど)した時に、和田君が林君の手をぎゅっと掴んだところかなー。この場面を林君側から映してたというのがグッジョブ過ぎる。和田君は背中しか見えないんですよ。そこがよい!
ところで演奏面の話をもうちょいさせて頂くと、佳史さんのドラムはすごく好きです。
それは何が好きかというと、佳史さんのドラムってあんだけ超絶テクをかましているのに、全然「俺が俺が」って主張してこないんですよね。佳史さんの人柄がわかるようなドラムだなあ、と。自分が好きじゃないってだけなんですけど、ドラムが主張し過ぎてくるのが苦手なので。(そういう意味ではGOING UNDER GROUNDの丈さんも好き)
例えの話ですけど、ハーモニーで主旋律よりハモリが大きいのは違う…というか勿体ないんですよ。学生さんの合唱にありがちだけど。ハモリが主張し過ぎちゃったら意味がないというか。
トライセラの演奏は決してそうではなくて、ギターとベースとドラムが本当に調和してると思うのです。それは昔から感じてました。
もちろん和田君のギターが一番目立つことが多いし、そういう時の林君と佳史さんのリズムの支え方がすごいんだけど、でもやっぱり三角形だし、誰かが目立ってる時は他の2人が支えてるんですよね。
そんなトライセラが大好きです。いつも「楽しそうに歌ったり演奏してる」ところも好き。
あと、やっぱりエレキが好き。アコースティックライブも(1ヶ月に1回)ずっとやってたけど、それは勿論すごいと思うけど、やっぱりエレキのトライセラが好きです!
あとあと、改めて聴くとトライセラの歌の振り幅ってすごいんだなあと。『プレゼント』と『ROCK MUSIC』を同じバンドが演奏してるんですよ!? その両方(いや他にも名曲盛りだくさんだけど)を作る和田君も凄いけど、演奏してる林君と佳史さんも凄いわけで。何ていうかもう、一言で言うと「ライヴを観て!」ってことなんだけど。
名曲盛りだくさんと言えば、昔はどちらかと言うとトライセラの中の恋愛の歌が好きだったんだけども、この歳になって聴いてみたら、恋愛以外を歌った曲の方に共感することが増えて。…というか、今の自分の気持ちと全く同じことを歌われているので、やっとそこで歌の意味がわかったような気がしたというか。
(恋愛の歌以外で)昔から好きだった歌もいっぱいあるんですよ? でも、本当の価値をわかってなかったんだな、と思ったり。和田君が今の私と同じ歳の頃に、同じようなこと考えてたのかなあ、とか。私は今それでもがいてるんだけど、和田君はカーブ抜けたのかなあ、とか。色々思ったり思ったりしてます。
ていうか、何だあの可愛い36歳! もうすぐ37だよ!?(12月1日で)
何かもう酒井さんといい、私の中で35歳以下はストライクゾーンじゃない気がしてきた…。(酒井さんが私の中で再ブレイクしたのも36歳だったし)
髪はちょっと茶色くらいが一番似合う気がする。この日比谷の映像の髪型がすごく良かったし。
可愛いんだけど、喋るとあんな感じなんだけど、でも心の中ではすんごい色々考えてるんだろうなと思うよ。この日比谷の時も色々大変だったらしいし。(前日声が出なかったとか)
だからこそ、普段あんだけ笑顔なのが尊敬というか憧れというか救われてるというか。とにかく好きってことですよ!