ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

Dステ15th『駆けぬける風のように』観劇・2

(特に前置きなく続き)

もちろんキャラメルボックス陣営もすごくよかったですよー! 出てくる順番は忘れちゃったけど、初登場する度に「来たー!」と心の中で叫んでました。

個人的に一番期待してたのは鍛治本君で、一番恰好良いと思ったのは三浦さんで、やっぱり流石だなあと思ったのは達也さんで、「え、客演でそこまで出しちゃうの!?」と思ったのは筒井君でした(笑)。

筒井君、安芸さんを演じてる時は確かに抑え気味で至って普通に観ていたんですけど、まさか二役演じてしかもあそこまで弾けてくるとは完全に予想外でしたってば!(褒め言葉)

「ちょっと待て、Dステのお客さんの前で大丈夫なのか!?」と一瞬心配しましたが(笑)、全体的にウケてたようなのでよかったです。でも、ちょっとやりすぎの気もした…って、いつものことか!(くどいけど褒め言葉)

三浦さんは、刀を持ってる三浦さんって本当に恰好良くてですね! 振ってる時ももちろん好きだけど、三浦さんの刀の仕舞い方が好きなんです。上手く説明できないんですけど、とにかく恰好良いんですよ! 今回は男らしい敵役で素敵でした。三浦さんに勝てるのかちょっと心配しちゃったし(笑)。

鍛治本君は、大阪の初日前に書いてくれたブログがとても素敵な内容で、それを読んだからこそ私は「あまり難しいこと考えずに素直に楽しもう」と思えたのもありまして。

そして、鍛治本君がいてくれるとすごく安心するというか。今回はいつになくクールな役だったんですけど、それを本当にクールな人がやっちゃうとちょっと冷たすぎたかもしれないところを、鍛治本君が演じることでクールな中にも思いやりがあるんだなあと感じるというか。

要するに私、鍛治本君が好きなんですね。はい。

そして達也さん。達也さん的にはどうだったんでしょうね、和田さんの迅助。どんな気持ちで接してたのかな。

何か、「達也さんがどうだった」を語りたいんじゃなくて、達也さんの竜馬が舞台上で何を感じてたのかが知りたい。貴方の志は達成できたんですか。迅助に出会って貴方の人生にどんな風が吹いたんですか。

あ、観てる時は泣かなかったのに今更のようにちょっと泣きそう。

今回アフタートークもあったんですが、テーマが『ごちそうさん』繋がりだったのであんまり付いていけなくてごめんなさい(見てない・汗)。とりあえず達也さんと和田さんの仲がすごく良いのはわかった!

口が悪いから誤解されそうですけど、達也さん実はめちゃくちゃ面倒見がよくて後輩からもいじられるキャラらしいので、Dステファンの皆様心配なさらないでください(苦笑)。

前説は三浦さん&山田悠介さんでした。イタズラを仕掛ける&仕掛け返すコンビですね(三浦さんのツイッター参照)。この前説を聞いただけで「あー、チームワーク良さそうだなあ」と感じましたよ。

あ、肝心の物語について全然語ってなかった。

そうですね。いい意味で王道で、そして駆けぬける風のようだったなと。(言いたかった)

あくまで推測ですが、成井さん(脚本・演出)の今年1年の流れを考えると、今作があるからキャラメルの夏・秋公演が結構重たかったのかなー、とか。全然悪い意味ではなく。そして『ブリザード・ミュージック』の前に観られてよかったなというか。

やっぱり成井さんって男の生き様を書くのが上手いですよね。(反面、たまに女性キャラの扱いが雑になるのが残念ですが…。でも「たまに」です)

最初から「立川迅助シリーズです」という前提だけど(そういうオファーだったそうなので)、これだけ観た人がどれくらい物語がわかったのかな、という心配はちょっとあります。でも、逆に何も知らないでこれだけ観てみたかった気持ちもあったり。

本当に、席に座ってただただ物語を楽しんでほしい。

そんな舞台でありました。(何かいい感じに締めようとした)