ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

Dステ15th『駆けぬける風のように』観劇・1

事情で躊躇してたんですけど、弟が誘ってくれてチケット取ってくれたので大阪初日に行って参りました。

結論から申しますと大変面白かったです!

あと、やっぱり『裏切り御免!』を観て予習しといてよかったなと。観たばかりだったので、物語の流れがちゃんとわかりました。指切られたとか、その時助けられたとか。

(一応、『風を継ぐ者』も2009年版をホームドラマチャンネルで観てます)

このブログを読んで下さってる方はご存じかもしれませんが、私、キャラメルボックスが好きでなおかつ特撮オタなんですよね。

なので、企画を知った時から夢のようではあったんですけど、実際の舞台を観たらもっと夢のようでした。とりあえずぶっちゃけると、キャラメル以外のお目当てはエンターさんとJKとソラ君でした、はい。すなわち陳内将君と土屋シオン君と前山剛久君ですね。

何と言っても、最初に(心の中で)「キャー!」ってなったのは陳内君が出てきた時ですね! ゴーバスターズのエンターさんの時から存在感あるし動けるなと思ってたけど、舞台の上で観たらもっと存在感あったし(何か光ってた、うん)、最初の木刀での稽古シーンが美しすぎて。(ゴーバスファイナルに行ってるので、生で観るのは一応2回目です)

世間一般のイメージそのままの沖田さんだったけど、でも何ていうか芯の強さがあるんですよね。ていうか頑固。けどそこがいい。

あとね、大月さん(役名)との対決シーンは本当に凄かった。完全に気を取られてたら「あれ? え!?」って感じでした。あれ相当練習したんだろうなあ、だってものすごい緊張感でしたもん。

シオン君は、びっくりすることに最近の方が若返ってらっしゃいますよね…。一番最初のシーンから出てたけどその時は気付かなくて、武士姿になってから気付きました。で、(シオン君に限らないんだけど、特に彼のギャップがいい意味で激しかったので)みんな基本的に現代劇での姿を見て好きになって、でも今回は時代劇で、当たり前なんだけどちゃんとその時代の人間に見えるところがすごいなと。

前山君は美味しい役どころでしたねー。思わずニヤリとしてしまいました。それを踏まえてもう一度最初から観たい! あんなトリックスターからこんなストレートで熱い役までできるとは。もっと色々観てみたいなあ。

ちなみに、今回初めて見た中で一番好きで一番舞台役者だなと感じたのは加治将樹君。(あまりその辺に詳しくないんですけど、D-BOYSは卒業されてるんですね)

加治君すっごいよかった。だって、語り役やって笑わせ役やって、それなのにちゃんと台詞が聞き取れて、存在感はあるけど決して邪魔じゃないっていう。(あと、早替えお疲れ様です。シオン君も)

昨年キャラメルで客演されてるとかは知ってたものの観ていなかったので(すみません)、今回初めて拝見したんですが、すごくいい役者さんだったんだなあと。

遠藤雄弥さんの土方さんも、山田悠介さんの中岡さんもめっちゃ恰好良かったですよ! どっちも威厳があったし、こうして並べてみると似た者同士だ。怒られそうだけど(笑←土方さんと中岡さんに)。

堀井新太君の銀太夫さんもよかった! これ、2009年版の『風を継ぐ者』を観た人にしか通じないんですけど、そして私としてはかなりの褒め言葉のつもりなのでそう受け取ってほしいんですけど、丈二さんに負けてなかったよ! これで全部伝わってほしい!

そして、主演の和田正人さんですよ。ごめんなさい、私、むしろ売れ出してからの方が見てない…。じゃあ、どれで見たかってアキバレンジャーという。しかもシーズン痛。その後、こんなにブレイクされるとは。

なので、顔はよく存じてましたけどあんまり先入観はなくて。ただ、私にとっては3人目の迅助だったので、どういう風に映るのかなと思ってたんですが。

何かやっぱり、走り出した瞬間に完全に迅助でしたね。そして、剣の腕が最強でもないし、威厳もないし、武士としては情に厚すぎるけど、それが迅助なんだなあと。

舞台の、そして登場人物の真ん中でびしっと根を張って支えておられました。

ボキャブラリが貧弱で申し訳ないけど、すごくすごくよかったです。

長いので一旦切ります。