ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

キャラメルボックス『ティアーズライン』感想続き・2

(ネタバレしているので未見の方はお気を付けください。

 あくまで主観の感想です)

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申しあげます。

自分が忘れたくないので書けるところまで書こうかなと。

 

 

 

 

 

あ、忘れないうちに最初に書いておこう。

前説のお二人! 島野君と彩織ちゃん! 1人ウルトラマンと1人ハロプロ! すごかった。すごい度胸だった。島野君面白い、彩織ちゃん可愛い。島野君、浜野謙太さんに似てますよね?

あ、この(矢野君も含めた)2017年組が3人とも『夏への扉』に出るのか。それは観たい。

今回、主要人物(をどこまで含めるか難しいけど、この場合は横手さん・鯉川さん・十文字さん・麻衣)の次に一番気になったのが三浦さん演じる鶴形でした。何でかというと、彼もまた「見守る人」だったから。

それに気が付いたのは2回目だったけど。1回目は舞台向かって左寄りで、2回目は右寄りだったんですよ。そしたら2回目のどこかのシーンで、ちょうど坊ちゃん(山﨑君)と鶴形さんが私から見て直線上に立ってて、すごく坊ちゃんを見守ってたんですよね。実際に「気付いてくれたのは鶴形だけだった」(だっけ)って言われてたし。本当に、鶴形さんのあの行動の数々は坊ちゃんの為だったんだなあと。

そんで最後の殺陣もめっちゃ恰好良かったしさ。三浦さんと畑中さんももう付き合い長いもんなあ(畑中さんが年下の先輩)。『TRUTH』の2人も好きだし『彼は波の音がする』の2人も大好きです。今回は対立関係だったけど、だからこそ息の合い方を見たというか。

そんな三浦さんは今年ついに主演舞台があるとのこと! 楽しみすぎるじゃないですか!

じゃあその繋がりで山﨑君。いや、あの…坊ちゃんは本当に坊ちゃんに同情した。だって私もオタクだから。私は収集癖はそんなにないけど、フィギュアくらいで人間じゃないみたいな扱いされたらマジで辛い…。

うちの両親はオタクという程ではないけどマンガは好きだし、その子供達(私含む)はみんな見事にオタクになりまして(ジャンルはそれぞれだけど)。だから家庭内でオタクであることを否定されたことはないんですよ(親にゲーム禁止されたことはあるけど、その程度)。それは本当にありがたかったなと。

だからもう坊ちゃんが可哀想で。私も家で独りでゲームしてる方が楽しいよ! そんなにたくさん友達いらないよ!

しかも結局、彼は事故の際の運転をしてなかったわけじゃないですか。一番信じてほしい人に真実を叫んでいるのに信じてもらえないのは辛い。けど、それが残念ながらそんなに珍しくない話なんですよね…。

だから、まー、2012年の『トリツカレ男』観た時にも強く思ったんだけど、「相手のため」って言ってるのにそれは「自分のため」だったりするし、「自分のため」にやってることが結果的に「相手のため」になってることも多々あるんですよね。(ジュゼッペ大好きです、はい)

坊ちゃんはお母さんとたぶん和解できたわけだし、ここから取り戻していってくれたらいいなと願います。

ということで、理恵さんは今回ちょっと意外な役でした。結構、面倒見のいい役柄が多いので。でも、確かに政治家の奥様だったら体裁を気にする必要はあるよね…。イメージダウンとか政治家生命に直結しちゃうもんね。恰好良いのは恰好良かったです!

ところで、弟および友達と一緒に2日目を観に行ったのですが、色んな役者さんの「ベストオブ」を考えてて、理恵さんは『ジャングル・ジャンクション』のブルーナイトか、『クロノス』の海老名さんという結論に達しました。(皆さんはどうですか)

次は美咲ちゃん演じる清香ちゃん。あ、彼女も「見守る人」だ。清香ちゃんはすごくバックグラウンドを想像してしまいます。

だって鯉川さんといつから付き合ってたんだろう。事故以前? 以後? お仕事の付き合いはその前からあるだろうけど、恋愛としてのお付き合いを考えた時に、以前か以後かで関係性が全然違うと思うんですよね。ただ彼女が鯉川さんの支えになったのは間違いないんですけども。

でも、個人的には以後の方が美味しいかなあと思う。何か、(傍から見ると)あまり悲しまないで精力的に動いている鯉川さんを見て(ほら、横手さんもずっと休んでるしその分もやらなきゃみたいな)、みんな心配はするんだけど、最後の一歩を踏み込んだのが清香ちゃんだったみたいな。その最後の一歩が何だったのかは考えてる最中だけど。

事故以前だったらとっくに横手さんとかにバレてそうだしなー。

清香ちゃんが横手さんを巻き込んだ鯉川さんに怒ってたのは、危ないことをしているっぽい鯉川さんへの心配もあったのかな、と今になって思ったりする。

今回の美咲ちゃんの衣装、とっても似合ってて可愛かったです。

よし、ここまで来たら頑張って全員書く。

職場繋がりで調査会社の人達。社長と大曲君。社長…というか西川さんは相変わらず可愛かった。可愛いと言ったら失礼かもしれないけど可愛かった。しかも横手さんの父親と二役っていう。西川さんと畑中さんの親子役めっちゃ好きです。『広くて~』懐かしいですね。

大曲君はクールに面白かった! あれずるいなあ。山根君は今年の『鍵泥棒のメソッド』でもすごく面白かった、すごい。いつか同期3人同時に出て何かわちゃわちゃしてほしい。

その山根君の同期である元木君と、真実ちゃんの夫婦! バカップルと呼んだら怒られますか。全然見たことない組み合わせだったのでめちゃめちゃ新鮮でした。可愛い。

理世(真実ちゃんの役。横手さんの妹)はたぶん、横手さんが引きこもってたの知ってたよね? 横手さんと家近そうだったし(で、実家が遠かったのかなと)。あー、だから理世も見守ってたのかな(見守ってたというかたぶん面倒見てた気がする)。色んな人が色んな人を見守っているよという話なのかこれは。(だってお父さんは入院中のお母さんを見守ってたし)

畑中さんの兄と真実ちゃんの妹という関係も見たことなかったので新鮮でした!(今回は横手さんも鯉川さんも兄妹なのですね) 何かすごくいい兄妹だった。真実ちゃんは、綾さんとはちょっと違うベクトルで「誰かを想う役」が上手いなと(綾さんは献身的で、真実ちゃんは一途というイメージ)。『BREATH』思い出したらまだ泣けます。

隆志君がちょっと情けないのは、克子さんの「母性」というか「強さ」を引き立たせるためだったのかな。「強さ」ともちょっと違うんだけど何て言ったらいいんだ。

さて、十文字さん。来たぞ十文字さん。

あれ(横手さんに話をさせる)って、だから鯉川さんを待つための時間潰しだったんだから、最初はやっぱり2人とも殺すつもりだったんじゃなかろうか。そしたら突拍子もない話が出てきてびっくりしたでしょうね。「こいつ何言ってんだろう」って思ったでしょうね。

聞き役の丈二さん珍しかったー。聞き役の人が後ろで何してるのか見るのも結構好きなので、見れるところでは見ていましたが、一番面白かったのはソファに座っている克子さんを至近距離で見てるところ。あれ、みっこさん大丈夫だったんですか(笑)。

それでいてやっぱり恰好良いっていう(本当に『ブリザード・ミュージック』のお父さんと同じ人なのか)。横手さんも鯉川さんも鶴形さんもボコボコにするっていう。強い。強くて恰好良いのに昭和ネタ満載だったり(『ナイトライダー』は知ってはいるけど観てはないです)、依頼人の息子にうっかり手を出したりというお茶目な面もあり。昭和ももう30年前なんだねー…って言うんじゃなかった(汗)。

あー、十文字さんの気持ちの動き方にまで心が回らなかったからもっかい観たいなあ。何となくは覚えてるんだけど。十文字さんも何かバックグラウンドありそうだったもんね。本編中では明かされなかったけど。

さて、横手克子さん。この人がいないと物語が始まらない終わらない。

えーと、式の直前まで行ってたから、当然鯉川さんとのことも麻衣ちゃんのことも知ってるよね(挨拶とか行ってるだろうし)。で、事故の後は横手さんと会えてなかったって感じなのかな。

息子が心配でオーストラリアから魂だけ飛ばしてくるとかお母さんすごすぎる。赤道またいでますよ。

私、自分のお母さんのこと別に嫌いじゃないけど(一緒にライヴ行ったりするし)、ここまで想われた記憶があまりないのでちょっと羨ましい。もちろん育ててくれたことには感謝しておりますが。

(私が4人きょうだいの第一子長女なので第二の母みたいなものだったというか。ただ、うちの両親2人とも末っ子なので、私の気持ちは分からんだろうなー、とはしょっちゅう思ってた)

だからそうですね、羨ましいですね。

しかし、みっこさんはいつまでも少女のようですよね。可愛い。

ではラスト3人。

多田君演じる鯉川さん。多田君本当観たかった…! だから嬉しいめっちゃ嬉しい。

なのに初登場シーンで吹き出して大変でした。寒くなかったでしょうか、あれ。まさかの服はぎ取られての拘束状態っていう。「1年半ぶりがこれかー!」って思ったよね(笑)。

鯉川さんも1回目観た時はあんまりわからなかった。「囚われてるな」って思ってた。2回目はほぼ横手さんと鯉川さんばっかり見てました。横手さんは動けなくて、鯉川さんは動くしかなかったんだろうな、って。

あ、それで、あの時横手さんに助けを求めてたけど、横手さんは半年引きこもってたんですよね、結局。それを何とかして外に出したかったんじゃないかな、というのと、本当にピンチだったから本当に信頼できる友達を頼ったのかな。っていう。

難しかったろうなあ、この役。(トーク&フォトブックの座談会も読んだけど)

ここから清香ちゃんと幸せになっておくれ。

もりめさんの麻衣ちゃん。もりめさんのブログも読みました。

今思えば、今思えばだけど、一番最初の電話してた時に(仏前式のやつ)、「調査員の仕事してる割に日常はほのぼのなんだなー」って少しだけ疑問に思ったんです。疑問…という程でもないけど、「こんなものなんだな」って。でもあれ、本来の日常より作為的にほのぼのだったんじゃないかなというか。そうでないと横手さんの心が壊れてしまってたんじゃないかなというか。

麻衣ちゃんの正体はさておいて、横手さんのために麻衣ちゃんがそうしてあげてたんじゃないかなと。

本当に…こんな脚本書いた成井さんがすごいし、麻衣ちゃんを演じたもりめさんがすごい。

最後の電話、私は横手さんの方に感情移入してたんだけど、麻衣ちゃんだって寂しかったよねそうだよね、ともりめさんのブログを読んで切なくなりました。でも、横手さんが自分の足で立ち上がった結果なんだ。

最後、横手道朗さん。1回目観終わってもこんなに好きになるとは思わなかった主人公。本当に自分でびっくりしてます。

あらすじ読んでもこんな役だと思ってなかった。(「こんな」って悪い意味じゃない)

あ、誕生日が畑中さんと同じでしたね。(生年は違うけど)

すごく泣いて暮らしてたんだろうけど、実際泣いてるシーンは劇中に出ないっていう(だよね?)。ジュゼッペでもオオニタさんでも弦次郎でも吹原さんでも鉄平さんでも見たのに。だから逆に切なかった。

ああ、もう何故私はこんなに畑中さんが好きなのか!!

年の瀬にこんなに素晴らしい役が観れてしまって嬉しいです本当にありがとうございます!!

やっぱり「キャラメルボックスの畑中さん」が好き。(客演も行きたいけど)

本当に『夏への扉』も観に行けるように頑張ろ。