ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

ゲンノスケ・ザ・リッパー。

※血が苦手な方、本当にごめんなさい。

「おかーちゃん! どしたんや けっそうかえて」

「あ、弦之介! 助けて、切り裂き魔にやられたの!」


これはひどい

「まだ近くにいるかもしれないわ! 早く逃げないと!」

「わかった こっちやで! ついてきい!」

「弦之介、ここ行き止まりよ? なんでこんな所に…」

「ところで おかーちゃん

 そいつは どんなすがたやった?」

「え? 影に隠れてよく見えなかったけど、

 黒くて、小さくて、眼が光ってて…はっ、まさかそんな!?」

「わるいな おかーちゃん ぼくもしごとなんや」


「ふふふ ゆだんしたな おかーちゃん

 いちばんちかくにいる じんぶつが

 いちばんあやしいんやで…」

その後、くらげの姿を見た者はいない…。

※この物語は、傷と、

「その傷を弦之介に付けられた」という事実以外は

フィクションです。

これはさすがに痛かったです。