ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『シャーロック・ホームズ』観てきました。

※ちょっとだけネタバレしています。

公開初日に映画行くなんていつ以来だろう。(たぶん初めてではないと思うが)

テレビ東京で日曜深夜に放送しているSHOWBIZ COUNTDOWNで情報を見て気になっていて、たまたま今日のめざましTVで「今日公開」と知ったので、レイトショーで行ってきました。

結論から申しますと、非常に!面白かったです。ホームズといえば宮崎アニメしか知らない不届きな私の意見ですが、ホームズがダメ人間でも大丈夫な人なら絶対観てほしいです。観て下さい。

ロバート・ダウニーJr.(ホームズ)は元々何となく好きだったんですけど、ジュード・ロウ(ワトソン)は今まで全く見向きもしなかったのに(『リプリー』『レモニー・スニケット~』くらいしか観てないが…)今作で一気に好きになりました。苦労症のワトソン君可愛すぎる。

てか、まんまとそれに乗せられてしまった訳ですが、何故こんなにホームズとワトソンに腐女子的萌えを入れてきたのか。それでいいのかガイ・リッチー。(いや面白かったけど。まんまと罠にはまったけど)

ホームズもワトソンもそれぞれ愛する女性がいるんですが、それとは別でお互いがお互いを(特にホームズがワトソンを)必要としているというのが随所にちりばめられていて、なんかもう…腐女子的にはツボだと思います。ツボでした。(特に私は精神的にだけ繋がっている方がツボなので)

あと細かい笑いも「何故こんなに!?」と思うほど入っています。爆笑ではないんですけど、思わず笑ってしまいますね。その内容もほとんど2人の掛け合いなんですけど。

物語としても飽きるポイントがなくて、最初から最後まで流れるように話が進みますし、ホームズはダメ人間ではありますが推理はちゃんと光っているし。いや監督がガイ・リッチーな上に、CMとかでホームズが拳闘してたから、もっと肉体派で事件を解決するのかと思ってて(苦笑)。違いました、ちゃんとホームズでした。

音楽もとても素晴らしかったですね。本当に作品の作風と時代にマッチしていました。

1つだけ難点を挙げるとすれば、あれに巻き込まれたのにあの程度の怪我で済んだワトソン君は超人だと思います(笑)。

「続編がありそうな終わり方だな~」と思っていたら、本当に続編が決まってて今年から撮影に入りそうとのことでした。本当に、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』が大好きなんでガイ・リッチーが復活してくれて何よりです。

最後に一言。やっぱりおっさんが大好きだーーー!!