ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『セブンスドラゴン』クリアちょい前感想。

本当はちゃんとクリアしてから書こうと思っていたんですが、プレイ時間カンスト(99時間)して、あと残すのがラストダンジョンのみなら、流石にそろそろ書いてもいいかなー、ということで書いてみました。

ずっと、感想を書きたいのは書きたかったんですよ。続編もそろそろ出ようというタイミングですが(汗)。

ということで、個人的にはめちゃくちゃ面白いRPGでした。

mk2で山ほど不評を読んでいたし、自分で買ったわけでもないので(友達に借りました)採点が甘いかもしれないけど、本当に面白かったです。確かに、手放しで良作とは言えないけれど。

不評部分は私が今更書かなくてもたくさん出てくると思うので、逆に気に入った部分を書きます。だだ長いので追記で。

 

私にとって『ロールプレイングゲーム』とは、役割分担のゲームです。みんながみんな同じ能力では意味がない。それぞれに少しずつその人しかできないことがあって、それを持ち寄って協力するのが『ロールプレイングゲーム』だと私は考えてます。(TRPGでは『役割を演じる』とも言い換えられるかと)

セブンスドラゴン』はそこがしっかり作られているなと。しかも探索するのがダンジョンだけじゃないので、よりそれを感じられるというか。ナイトの『ウォークセーフ』やサムライの『鬼の形相』はフィールドでも使いますし。

(まあ『ウォークセーフ』は、もう1種くらい持ってる職業があってもよかったかもしれない)

あと、回復役も2種類いて、それぞれがちゃんと一長一短なところが素敵でした。強いて言うと、ヒーラーの回復力は(他と比べて)下げない方がよかったなとは思うけど。

他職は育て方によって全然違う印象になって、これも楽しかったです。ファイター・ローグ・サムライは2種類ずつ作りました!

それと、戦闘でのキャラの連携。これが割と適当に組み合わせても、結構連携できるんですよね。それだけ組み合わせが作ってあるからですが。

個人的に好きだったのは

・サムライの刃下のリアクト→プリンセスリアクト

・剣ローグのマスクドペイン→斧ファイターのバランスキル・剣ローグのタランテラ・居合サムライの絶刃打ち・プリンセスの調教鞭打など

・斧ファイターと弓ローグでアローフォロア(フォロアはこっちの方が好き)

・剣ファイターとメイジでエレメントフォロア

辺りでしょうか。

あと直接連携しているわけではないけど、ナイトのディフェンスシフトとプリンセスの回復系歌スキルなども協力している感じがして好きでした。

でも最後の方になると、ナイト+プリンセス以外はあまり使わなくなったのが残念だったかも…。刃下のリアクトが発動するほどダメージ喰らわなくなったり、マスクドペインから頑張っても全然ペインに変換されなかったり。フォロアもまずオフェンス(or ディフェンス)シフトしないといけないし。

好きなパーティー組み合わせは、

質実剛健:ナイト・剣ローグ・刀サムライ・プリンセス

・攻撃力:剣ファイター・剣ローグ・刀サムライ・ヒーラー

・バランス:ナイト・斧ファイター・弓ローグ・ヒーラー

・ただの好み:剣ファイター・剣ローグ・拳サムライ・ヒーラー

など。

とりあえず攻撃力だけなら、ダガーフェティシュ+行住坐臥で剣ローグ最強でしたね(笑)。

魔法使い系は昔から使いこなすのが苦手なので(打たれ弱い人苦手)、メイジは他のキャラに比べるとあまり使いませんでした。

でも、ここぞという時には連れていったし、セブドラのメイジにはシールドクラフトがあるので、他作品に比べたら打たれ強くてありがたかったです。

あと私は、転職はない方がやりやすいです。転職があると、可能性が無限になって考え過ぎちゃって動けなくなってしまうので。脳内設定(主にTRPGで作ったキャラ)をなるべくベストに近い形で再現しようとして、一応パーティー作ったけど、でも自分の中で満足がいかなくて、『エルミナージュ』はそれで断念しました(汗)。

多少縛りがある方が、かえって妄想しやすいですよね。

そして何と言っても、自分の作ったキャラ達で(ダンジョンだけじゃなくて)世界を旅できるのが楽しかったんじゃないかな、と。しかもパーティーキャラも色々入れ替えられるし。

DQ3もそうではあったけど、何となくあれはキャラの入れ替えをする気にならなかった。それ以外では『ウィザードリィ』や『世界樹の迷宮』など、ダンジョンだけというパターンが多かった)

ダンジョン1つ踏破するにしても、フロワロが消えるまではナイトを連れていって、消えたら(わざわざ)ギルドに戻ってナイトは外して、など色々楽しんでおりました。

あ、プレイヤーキャラの話ばかりしてしまいましたが、もちろんストーリーがちゃんと面白かったし、NPCもみんないい味を出していました。

ドリスもメナスもエランもカリユもエメラダ様もグリフもヴォルグもリッケンもシオンもエメル様もノワリーもファロもルシェ王もジェッケもバントロワもリーコもシャンドラもアリエッタもアイテルもスパイルもレンもハノイもネストルもユーリィもゲンブも、みんな大好き!!(ネストル・ユーリィ・ゲンブにも顔グラ作ってあげてほしかった…)

ベスト5を挙げると、迷いに迷ってスパイル・メナス・バントロワ・ハノイ・リッケンかなあ。ツン(デレ)と、突き抜けたナルシストと、おっさん大好きです。

イラストも大好きでした。『2020』で変わっちゃうのが残念…だけど、モタさんの絵はファンタジーの方が向いてるかな。

あ。あと何と言ってもフロワロですが、個人的にはやっぱりこれがあってこその『セブンスドラゴン』でした。もうちょっと絶望的でもよかったくらい。もしくは、フロワロを街の周囲から消すことによって、(アイテムが安くなる以外の)恩恵がもう少しあればなあ、と。(街の人の台詞が明るくなる、くらいでいいから)

エストも、面倒臭い面倒臭いと思いつつ、ほとんどこなしてしまったし…。(意外と泣けるイベントが多かった)

結局あれですかね。自キャラに愛があれば、それで越えられる壁かも。

そんな訳で、伝わったかわかりませんが、人にお薦めもしにくいですが、『セブンスドラゴン』最高でした。頑張ってクリアするぞー!

自分の作ったキャラで、見た目が特に好きな4人。↓

上から、ミモザ・ムーン・ネロ・アンジュナ