1年前、アメリカで公開されたと知った時からずっと観たくて、1年越しでやっと日本に来たので観てきましたー!
ということで感想を箇条書きで。
・正直なところ、マーク・ウォールバーグのコメディでもっと単純に笑いたかったら『ビッグ・ヒット』をお薦めすると思うんだけど(アクションももっと派手だし)、でもやっぱり、今のマーク・ウォールバーグだからこの作品ができたんだろうなあ、とも感じます。
(ちなみに『ビッグ・ヒット』も大好きです。この作品のルー・ダイアモンド・フィリップス最高。この後、たまたまルーのツイッターに辿り着いたら、背景が『ビッグ・ヒット』のあのシーンで笑った。いいよね、このシーン!)
・ストーリーもアクションも敵も、そんなに派手ではないんですよね。けど、誰がどの作品も同じようなのを作ったら意味がないし、確かに「この作品が大衆受けはしないだろうなあ」とも思うんですけど、だからこそ作らないといけなかったんじゃないかな、というか。
・そして、たぶんこの作品を観て一番「面白い」と思うのはマーク・ウォールバーグじゃないかと。ウィル・フェレルの演技をずっと目の前で観てたわけですからね、本当に大変だったと思います(笑)。
スクリーンを通して観てもあれだけ面白いことをやってるのに、目の前で見たらどれだけ面白いか(笑)。苦労が偲ばれます。このウィル・フェレルを観るだけで1800円の価値はあると思いますよ!
笑いどころ多過ぎて、たぶん半分も思い出せてません。
・てか、マーク・ウォールバーグももう結構おっさんなのに、その彼が若手に見えてしまうこのキャスティングが凄いです。しかも、こうして見ると意外と小柄なんだなあ。それで、あれだけアクションをこなしてるのが凄い。
・アレンの奥さん(エヴァ・メンデス)可愛いー。悪役のウェズリー(レイ・スティーヴンソン)恰好いいー。あ、悪役といえばおかっぱのお姉さん超好みでした。(またか)
マイケル・キートンは名前は知ってるんだけど、全然知らなくてすみません…。
・サミュエル・L・ジャクソンとロック様(俳優名:ドウェイン・ジョンソン)にも爆笑させられました(いや、たぶんストーリー的には裏設定があったと思うんだけど)。ロック様の演説はプロレスそのまんまで恰好良かったです。いい意味で「ああ、いつも通り!」みたいな。
初っ端のカーアクションはド派手でビビりました。そうか、彼らがド派手にやってた分、あえて主役の方は抑えたのかもしれない。(かも、だけど)
ここだけネタバレ。個人的に好きなシーンは、
・敏腕デカ2人組殉職シーン。まさか、あんなに普通に落ちて死ぬと思わなかったよ(笑)。
・ひたすらにモテまくるアレン(ウィル・フェレル)。それはもうひたすらに。
・あっさり買収されるダメ刑事2人組
・大学時代のアレンもウィル・フェレルが演じてる(笑)
・テリー(ウォールバーグ)のアクションシーン(特にバイクに乗って襲ってきた奴を倒す時)
・テリーの踊る交通整理
・アレン夫妻のやり取りでおばあちゃん往復
など。書き出したらキリがないけどな!