ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『ゴーカイジャー』最終回を終えて。

最終回だけの感想を述べれば、「やっぱり敵がちょっと呆気なかった」「もう少し盛り上がりがほしかった」とかあるんだけど、1年通して観た感想としてはやっぱり最高でした。(シンケンジャーも観とけばよかった、はあるけど。めちゃくちゃ面白かったらしいし)

たぶん今作は、敵との戦いの盛り上がりよりも、仲間の絆を描く方に重きを置いたんじゃないかなあ。私も基本的にはそっちの方が好きですし。

でも、やっぱり最後の決戦は殿下とがよかったな…。

殿下がふがいないからお父さん(皇帝)が来て、お父さんが頑張る(笑)んだけどいまいち侵略が上手く行かなくて、だんだん部下(バリゾーグ・ダマラス・インサーン)がやられていって、ついにはお父さんもやられて、そして何もかもを失ってしまった殿下と最後の決戦、とかどうですか。あのダメダメだった殿下がついに立ち上がるー!っていう。妄想ですが。

だけど、最初は「ただ巻き込まれただけ」(というかカレーの恨みw)で戦い始めたマーベラスさんが、最終的に「この星を守る価値」を見出してくれたのが、本当に嬉しかったし恰好よかったです。そしてベタだけど、きっとそれこそが『宇宙最大のお宝』なんだろうなと。

(「守る価値」がと言うよりかは、そういう「心に湧いた大事な気持ち」が。「仲間との絆」とか)

ところで、鎧がさくっと着いていくことになっててちょっと笑いました。でも、そこでまた葛藤を描いちゃうと本当に鎧が主人公だもんなあ。『宇宙最大のお宝』(トライ○ォースw)を使うかどうかの時点でも既にあれだけ葛藤させてるわけだし。

いや、普通だったら主人公ポジションなんですよね、鎧君(というか影の主人公だと思います)。でもあえて、それを主人公に置かなかったから好きなんですよ、ゴーカイジャー。レッドがマーベラスさんだというところが好きなんですよ!

でもやっぱり「…お前、本当にいいのか?」「はい!」くらいのシーンはほしかったな、なんて。鎧君の夢は「ヒーローになること」から「この星を守ること」に途中で変わったわけで、それは叶ったんだし。

しかし、最終回1つ手前の回の鎧君は本当に色々と恰好良かった…。(鎧君にだけじゃないけど)リアルタイムで観ていて本気で号泣しました。鎧君以外の5人が頷いていたのが「皆を助けるためにお宝を使う」意味だと思っていたのに、実はそうじゃなかったなんてなあ(涙)。

まあ、理想の最終回は皆さんの胸の中に!(逃げ)

もしくはファイナルライブツアーで!

4月のファイナルライブ行きますよー。流石に千秋楽(大阪の最終日が本当に千秋楽。確か毎年そう)は取れそうになかったので、その前日に2回行ってきます! 行ったら絶対感想書きます!

舞台挨拶での変身シーンの動きを見るだけでも感動したのに、生でアクションが観れるなんて嬉しいし楽しみだし幸せです。キャラとして一番好きなのはマーベラスさんだけど、役者として色んな意味で一番すごいなと思っているのは鎧君なので、本当に楽しみです!(もちろんみんな好きなんだけど!)

http://www.toei.co.jp/tv/go-kai/

最終回のレポート読んでまた泣けてきた…。

キャスト6人に贈られた花束が、ちゃんと変身後の色なんですよねー。

声優さんもみんなよかったなあ。ナビィがゆかりん田村ゆかり)で最初はびっくりしたけど、こんなにちゃんとマスコット声が出せるなんてやっぱりプロなんだなと。

そして関智一さんもプロ。いやなんか、本当に凄い人だからそれ以上に言える言葉がない。

喜久子さんは久々にクール系が聴けて嬉しかった。石井さんは餓狼・KOF世代の自分にとっては神様みたいな人です。

平田さんの起用はずるかったなあ(笑)。