（※ネタバレ注意。観に行ったのは1日）
すっ…ごい面白かったあああ！！
だって「『アイアンマン』を観てナチュラルに泣く」なんて思いもしませんでしたもん。もうね…社長（主人公トニー・スターク）が恰好良すぎて…（涙）。
1とか2を期待してたらちょっと違うかもしれない。でも、私としては「こういう話だからこそ3なんだ」と感じました。
1と2があったからこそ、3を作らなきゃならなかったんだよ、というか。って、数字ばっかり並べても何も伝わりませんね（苦笑）。
何だろう。今回はすごく社長の内面にスポットライトを当ててきたなあと。あと、ちゃんと『アベンジャーズ』も踏まえての物語だったし。
「ヒーローだって落ち込む時もある」というか「ヒーローと言えばみんな完全無欠をイメージしてるけどそんなことない」というか。あ、そういや2でもそうでしたね。『アイアンマン』のそういう所が好き。とにかく今回の社長もめちゃくちゃツボでした。
軽い方面から書くと、「やっぱり私服の社長が好きだなー」ってことなんですが（そこかよ）。確かにスーツでばしっと決めてる社長も素敵ですよ？ でも、そういう人がTシャツ＋黒パーカーで必死に戦ってるところが恰好良いんじゃないですか！！
（よくわからない力説。ところで、あのAIMのTシャツいつ着てたんだろうｗ）
んで、あんなに悩んでるのにマスコミの前では頑張って恰好付けちゃうところも好き。どれくらい本気で言ってたのかはわからないけど、個人的には「結構無理して言ったんじゃないかなあ」と感じたり。住所も言っちゃって、それでペッパーも危険に巻き込んじゃってかなり反省してたみたいだし。
ガイ・ピアースも恰好良かったなあ（涙）。『ロックアウト』で久々の主演作を観た後、まさかのロバートさんとの共演を知ってめちゃくちゃ楽しみにしていたわけですが、期待以上でしたよ！
ちなみに一番最初のシーンはガイさんってわかりませんでした（苦笑）。隣でルンさんが笑っていたので「ん？」と思っていたんですが、あれもガイさんと気付いたのはだいぶ後でした…。何というファン失格。
でも、こんなに敵役なのを観たのも初めてだったし、前情報を一切入れなかったので戦闘用スーツを着て戦うのかと思ったらめっちゃ生身だし、ペッパーには言い寄るし（利用するためかもしれないけど）。ファン的にはとても美味しかったし嬉しかったです。
スタッフロールが4番目ですよ！ シリーズ通して出ている人を除いたら最初ですからね。
社長も今回は割と生身のシーンが多かったですね！
ポスターの意味もちゃんとわかってよかった。たぶんペッパーがマスクを抱えているやつは「社長が生きているとわかった」ところで、多数のスーツが飛んでいるのは助けに来てくれたところですよね？ スーツが飛んでいるのは敵に回ったのかと心配してたので、逆でよかったです。
私はあのクライマックスシーン好きですよ、社長がスーツからスーツに飛び移っていくやつ。実際、あれだけ作ってたから今回の敵にも太刀打ちできたわけで。
ペッパーは最初「冷たいな…」と感じたけど、あれがあるからこそ後半が生きてくるんだなとも思ったり。
いやー…恰好良かったなあ、ペッパー。私、守られるだけのヒロインも嫌いじゃないけど、やっぱり背中合わせで戦える（比喩）関係が好きなんですよ。ペッパーは元々そんなに「守られるだけのヒロイン」ではなかったけど、3でより好きになりました。
あと、とにかく社長とペッパーにはいちゃいちゃしててほしいんだよ！ 幸せでいてほしいんだよ！ 『アベンジャーズ』でもいちゃいちゃしてて嬉しかったしなあ。（そんで最後の電話が繋がらないシーンが涙なしで観られない）
そんなわけで、是非もう1回観に行きたい作品です。たぶん結構編集でカットされてるから、話の繋がりがわかりにくい部分もあったし。それを確認する意味でも。
本当にねー、何でこんなに社長が好きなんだろう。っていうくらい好き。（ゴスペラーズの酒井さんもそうなんだけど）好きすぎると理由がわからなくなってきますね。
＊ ＊ ＊
ということで（5日に）2回目観てきたので箇条書き。
・思いっきり最初から伏線が張ってあって色々と感動。AIMとか副大統領とか。ていうか（1回目から気付いてたけど）インセンがおるー！！（涙） 緻密に脚本作ってあるなあ。
あ、1回目の感想では一言も書いてませんでしたが（汗）、ローズ大佐も協力してくれた少年も大好きですよ！ ローズも生身で頑張ってたしなあ。少年は、ああいう子大好きなんです。何となく。
・マンダリン役のベン・キングズレーも凄かった。あんな二面性のある役を嬉々として演じておられましたよ。WIKI見たら超有名どころの役者さんだということがわかりましたが、例によって私は初めて拝見しました…すみません。
・ラブロマンス関係で一番好きなシーンは、ペッパーがスーツを使ってキリアン（ガイ・ピアース）を倒した後に「もう文句言えない」って言ったら社長が「他の文句を考えればいい」（ややうろ覚え）って言ったところ。何かすっごい愛を感じたんですよ…！
・本編ラストシーンの、アークリアクターを海に投げるところから不器用アームを載せて車で走り去るところまでは涙無しでは見られませんでした。
・一番最後（スタッフロール後）に出てきたのってブルース（ハルクの変身前）だったのか！ ちょっと待て太り過ぎだ！ マジで誰かわからなかったですよ！（汗）
・あんまりヒーロー役が続き過ぎることは役者さんにとっては好ましくないかもな…と心配してます。でも、3の最後の台詞で「I am Iron Man」言ってるし、「トニー・スタークは帰ってくる」ってあったし、もう少しの間はやってくれるかなと思ってるけど。4もできたら作ってほしいなあ。好きなんですもん、ロバートさんの社長が。
