ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

キャラメルボックス featuring D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』・1

観てきました。

アンケートに思いの丈をぶつけましたが、ブログにも自分用として憶えておきたいことを書き留めたいと思います。(たぶんアンケートに書いたこととかぶる)

何って、ゲストでいらしたD-BOYSのみっちゃんこと三津谷亮さんのことから。お名前は存じていたのですがお芝居の出演を観るのは初めてでした。

前提として、生のお芝居ってやっぱり日々変化するものなんですね。初日と終盤でも変わったりするし、日々それぞれでも揺らぎはあるだろうし。(人間だもの)

で、今日。何て説明したらいいのかが難しいんですけども。お芝居もすごくよかったんだけど、恐らく、恐らくね、今日って私の気持ちがみっちゃんそのものに引きずられた部分が多分にあったと思うんですよ。

だけど、私は今日のみっちゃんと岡本さん(役名)が好きだから、やっぱり今日観に来てよかったと心から感じてるわけなんですね。

ということで、みっちゃんにアホほど泣かされました。どこでかと言うと、最後の最後、本郷さんとケイコが仲直りするシーン。あれを、背中越しで聴いているみっちゃんの表情が何かもう言葉にできなくて。

実は、みっちゃんの声が潰れちゃってたんですよ(ソワレの土方の時はもう全然出てなくて泣きそうだった、私が。心配で)。開演して岡本さん出てきて、「あれ? どうした?」と思って。あ、これあかんやつやと気付いて気付いたところで私には何もできないのですが。でも、それでもちゃんとみっちゃんは岡本さんだったのです。

そんで、毎回似たような事を書いてますが、すごく楽しく観てたけど泣く予定はなかったんですよ、今日。一応ハンドタオルを膝に用意してたけど、途中で「そういや、今日は泣くようなシーンない気がする。どちらかというと恰好良い男達の物語だし」と思ったくらいで。

そしたらさあ…。ねえ! 前述のシーンで! 本当に何て言ったらいいのかわからない! だって自分は失恋するわけじゃん! ほぼほぼ告白されたのに、両想いだったのに、想い人の背中を押して仲直りさせたわけじゃん!(と思ったけど、岡本さん本郷に「お前が好きなんだよ! 俺じゃなくて!」って言ってるから、ケイコの本当の気持ちに気付いてたってことなのか…)

(それは本当はその場にいたわけじゃなかったんだろうけど)2人の会話をじっと耐えて背中で聴いてる姿にも泣けたし、仲直りしたのがわかって振り返って2人を観た時の嬉しいような切ないような顔。そして、その後(たぶんその時はリアルに)泣きながら竜馬と話すラストシーン。全部に涙が止まらなかった。いや、マジで。そんなに泣いてる自分にびっくりした。カーテンコール終わっても全然泣き止むことができなくてハンドタオルで目を押さえながら「みっちゃんすげえ…」ばっかり言ってました。劇場出ても油断したら泣きそうだった。

実は、中盤くらいからみっちゃんが畑中さんにかぶって見えてて。2010年版は映像で海組しか観てないんですけど、畑中さんの岡本さんが大好きなんですね。で、みっちゃんも畑中さんに近い岡本さんだったので(情けなさとか、だけど頑張るところとか、あと殺陣の動き方も何か似てた)「好きだなあ」とは思ってて。でも、ここまで泣かされるとは思わなんだです。

っていうのを、その時なりに頑張ってアンケートに書いたので御本人に伝わるといいなあ。そりゃコンディションは整えた方がいいに決まってるけど、今日のお芝居観たら「全力でやってるからこうなってしまった」っていうのが絶対わかるはず。

(別ジャンルでも全力でやったからこそそうなってしまった人見たことある)

なので、両方観たけど好きなのはWhiteキャストです。竜馬も個人的には大内さんが好き。優しいんだもん。2010年版の時も「独りで大丈夫かよ!?」(微妙に間違ってたらごめんなさい)の言い方がすごく好きだったし。(一見つっけんどんで茶化してる風だけどめっちゃ心配してくれてるんだな、っていう)

あと、(みっちゃんと同じD-BOYSの)陳内将君の土方さんが完成されてて素晴らしかったのです。いやー、流石だった。立ち居振る舞いとか殺陣が美し過ぎて。出てきた瞬間にもう「ほわああああ」ってなりましたからね!

(続く)