ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『世界の中心で、愛をさけぶ』

※いい意見は書いてないです。

 この映画が好きな方は読まないで下さい(汗)。

テレビでですがようやっと観ました。

とはいえ、実は周りの見た人の評判はあまりよくなく…。

(うちの妹と、職場の人3人)

私は私で森山未來くんの為だけに観たという、ただのミーハーですが。

いやまあでも、

柴咲コウの出てる意味がわからない」という恐ろしい意見も聞きましたが、

想像していたよりもずっと意味のある役で、ほっとしました。

「ああ、こう絡んでくるのか」と。その点は面白かったです。

(ネタバレ反転↓

 あれ要するに、漫画の番外編にありがちな、

 「実は子供の頃会ってたんだよー」ってことですよね?

それよりむしろ、

「(原作のその後の)大人になった朔太郎を書きたかった」

と製作者か監督が言ってた割には、

大人になったサクちゃんってひたすら回想してるだけでなんだかなあ、と。

律子(柴咲コウ。大人サクちゃんの婚約者)のことなんて完璧に忘れてるし、

体育館で律子が見てるのに自分の世界に入りっぱなしだし。

非常に微妙でした。

若いときは若いときで、

ラジオで捏造ハガキ書いて、それが本当になっちゃったとき、

空港に無理やり連れ出してアキが倒れたとき、

「普通(助けて下さいじゃなくて、アキに)謝るけどなあ…」

とは同居人さんのつぶやき。

そして何より、アキの性格に馴染めなかった…。

みんなあれで感情移入できたんですか…私は無理でした。

漫画版のアキはもう少し普通で可愛かったのに。

成績優秀、スポーツ万能、劇の主役に選ばれ(結局出られなかったけど)、

芸能界からスカウトが来る。

どこのパーフェクト超人なんですか…。

サクとアキの出会い方も不自然だしなあ。

手品のエピソードもちょっと弱かったしなあ。

(映画版ではあるのかもしれませんが、

 サクとマジックショーを観に行ったりすればよかったのに。

 それで入院中に練習に繋がる、とか)

なんか、もっとほろ苦い青春映画を期待していたんですが、

青少年の想像の域でした。

映像はたまに面白かったですが。

大人のサクちゃんの前を、高校生のサクちゃんが走り去るところとか。

あ、そういやオーストラリア行きのときに

写真屋の親父さんに頼み込んでお金を借りるエピソードがなかった。

放送時間の都合でカットされたのかな。

だとしたら映画館ではもっと長かったってこと?(汗)

とりあえず、原付(たぶん)に二人乗り、しかもノーヘルはやめようよ。

それが一番腹立ったよ。

若者が真似して死んじゃっても責任取れないでしょうが。