DOR@MOとは歌を元に作られたドラマで、携帯電話で配信されています。(詳しくは検索して下さい)
昨年、その中にゴスペラーズも仲間入りしていまして、私もパケホーダイにしたら観ようと思っていたんですが、私がパケホーダイにした前日(2009年末)に配信が終了していましてorz
今回のはその配信されていたドラマ(全7話かな?)が1つにまとまって劇場公開されたものです(梅田ブルク7で2週間限定)。ライヴのチラシで劇場公開されるのは既に知っていて最初はちょっと悩んでいましたが、村上さん・黒沢さん・酒井さんの3人が特製劇場マナームービー(劇場限定)に出演されることも知り、さらにイープラスで前売り券を買うと非売品パンフレットが付いてくるとのことだったので、「それなら行くしかないだろう!」と会員になっていた妹にお願いして前売り券を買ってもらいました。で、2人で行ってきました。
結論から申しますと非常に面白かったです。ファンなら行くべし。後述しますけど、個人的には抱き合わせで上映された、スキマスイッチの歌を元に作られた『8ミリメートル』がすごくよかったです。
ということで、以下は本編の感想。あんまり大したこと書けませんけど、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
『ラヴ・ノーツ~十二の果実~』
本編の映像は『ラヴ・ノーツ』のPVでも使われていたので大体のあらすじはわかっていました。でも、こうして台詞付きで観るとやっぱり違いますね。
短くまとまってていいのはPVだけど、深く感じ入ることができたのは劇場版かな。あと劇場版だと『Slow Luv』とかそれぞれ元になった歌がBGMとして流れるので、「なるほど、PVで観ていたあの場面がこういう風に映るのか~」と1人でしきりに感心してました。キスしそうな場面で『Slow Luv』が流れた時のあのエロさ!(※褒め言葉)
批評っぽいことを書くと、物語を詰めすぎたかなという感はありますけども。ちょっと心情を書き切れてないかな~、とか。だって、沢渡先生が凄すぎるよ…凄い愛の深さだよ。という。
ちなみに昔ほどではないですが、生まれ変わりネタは大好きです。
さて劇場マナームービー。他のファンの方に怒られそうだけど、いやー…おっさん3人だった(笑)。(※大ファンです。おっさんも大好きです)
本当に最初っから最後まで笑いっぱなしでした。やっぱり酒井さんが一番演技が自然でしたね。そして村上さんが一番不自然だった(笑)。でも、まさかあの恒例の台詞を入れてくれるとは! 劇場大ウケでしたよ!
酒井さんは…いつぞや見た昔の映像(スキー場でロケで、山小屋の親父みたいな外見)と何一つ変わっていませんでした。ヒゲが生えると途端に熊っぽくなるんだよなー。
ちなみにこのマナームービーは、秋冬DVDの冬のユタカとリンクするんだそうです。なるほど、だから北山さんと安岡さんは出なかったのか! ますますDVDが楽しみになってきました。
『8ミリメートル』
こちらは同時上映されることは知っていましたが、前情報を一切入手しないで観に行きました。(初期のスキマスイッチは好きな人間です)
ので何の気なしに見始めたんですが、まず出だしの唐突さにびっくりし、話が進むにつれだんだん引き込まれていき、最終的に劇場内でマジ泣きしました。
だって、猫が人間に恋するんだけど振り向いてもらえなくて…とか切なすぎるじゃないですか! 猫は反則だー!!
また猫(役名はミーコ)がいい演技するんですよ!(涙) さらにミーコの外見がわたげ殿にそっくりだし! そら感情移入もするってもんですよ!
あと、主人公がこの世のものではない状態で出るというアプローチもとてもよかったです。だから物語の現在の部分では、主人公と、ヒロイン(元カノ)&ミーコは直接は顔を合わせてないんですよね。(主人公は2人を見てるけど)
携帯ドラマだからとあなどっていたけど、とても高い完成度でした。正直もう1回観たいです。こっちは何かに収録されないのかなあ。あ、『ナユタとフカシギ』の初回特典なのか。…もうないだろうなorz
さてこちらの特典映像は、『”ハリウッドスター”スキマスイッチ来日インタビュー!!』でした。
最初はまったく意味がわからなかったんですが、ノリを理解した後はひたすら爆笑してました。インタビュアーさんも本人も日本語なのに通訳が付くとか(もちろん通訳さんも日本語)、吹き替え(もちろん日本語)が山ちゃんこと山寺宏一さんとか、遊び過ぎてて本当によかったです。山寺さんは相変わらず芸達者だ。
よくも悪くもこの笑いの反動があったんですよね(笑)、マジ泣きしたのは。いや、普通に観ててもいい作品だと感じたでしょうけど。本当にもう1回行こうかな。