(※若干ネタバレがあります)
非常にわかりやすいストーリー、後半になるにつれド派手なアクションと爆発。
21世紀にもこういう作品は必要です!!
まずキャスティングの段階で行くしかなく、というか書いてから気付きましたけど、キャスティングの為だけに観に行ったようなもんでした。みんな凄すぎるんだけど、個人的に引っ掛かったのはジェイソン・ステイサムとジェット・リーとスティーブ・オースチンとミッキー・ロークで、主役はシルベスター・スタローンです。
で、今回観て好きになったのがドルフ・ラングレン。狂気のドルフさんの低音ボイス最高です。そして好きになるの遅すぎですみません。パンフレットに載っていた、出演者の出演作品リスト見たけど、ドルフさんの作品1つも観てませんでした…。
スティーブ・オースチン(ここからの呼称ストンコさん)は敵役と聞いていたので、出演時間も短いかなーと思っていましたが、実際はかなり美味しい役でとてもよかったです。最後は死んでしまいましたが、その死に方も「あー、ストンコさんならそうするしかないわなー。普通に戦ってても絶対死にそうにないもんなー(笑)」って感じでしたし。スタローン対ストンコさんのシーンもありましたが、絶対ストンコさんの方が強いぞ!と。(※WWEファンの贔屓目です)
ジェット・リーは、もうこの人、本当に凄い人で普通に主役もこなせる人なのに、こんな脇役に徹せられるのがすごいなと。こういう役もやってくれるからこそ大好きです。
映画自身は頭からっぽにして観てたら、それで充分面白いです。(褒め言葉)
ただ、もうちょっとアクションを引きで見せてほしかったですけどね。ジェット・リーなんて普通に動けるんだから、そんなにカメラ動かさないでくれという感じでした。カメラの動きのせいで、逆に何やってるかわからんと。
でもCGはほとんど使ってないそうで、途中でものすごいアクション&爆発シーンがあるんですが、それも実写で実際にやったとパンフレットで読んでびっくりしました。これから観に行く人は、是非そのことを念頭に置いて観て下さい。私は「どうせCGちゃうんかい」と思いながら観てたので。
カメオ出演シーンもよかったです。とても笑わせて頂きました。
ここからネタバレ。
最後の方、スタローンがヒロインと別れて、ステイサムに「(でも)実は好みじゃなかっただろ」「まあな」(台詞失念なので適当)みたいなシーンがあって、「強がりか本心かどっちなんだろう。本心だったらやだなあ」と思った訳ですが。でもそれは、ヒロインを助けに行って実際に助けられたから言えることなんだよなと。
なので、確かにわかりやすい話だけど、ストーリーとしても好きな作品です。
DVDはルンさんが買ってくれるそうです。Tシャツも買わはりました。