ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『MOTHER3』クリアしました・1。

書き始めてみると感想が山のようにあるので、まずクリアしてとりあえず感情的に書き殴ったものと、ゲームとして感じた感想の2つに分けたいと思います。最初は前者で。

先にお断り。

1.本気でネタバレしています。クリアしてない人は読まないで下さい。

2.自分の中でも賛否両論です。ご了承の上、ご覧下さい。

 

 

ということでクリアしたんですけど。

正直、7章からかなりモチベーション落ちてて、ラストバトルでも「はいはい、吟遊詩人吟遊詩人(=吟遊詩人マスター)」とか思ってたんですけど。

クラウスがさ…! 私、大事な家族と2人もさよならするために旅してきたんじゃないんですよ!? 生きて再会するために今まで頑張ってきたんですよ!! なのにさ…なんだよ、この結末…。

悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。一旦止まったけどスタッフロールでクラウスを見てまた号泣。書きながら今も泣きそう。ゲームはうつ伏せで床に肘付いてやってたんですが、我に返ったらフローリングカーペットに水たまりができてました。

「『MOTHER』シリーズで主要人物が死んでしまう」ことに文句はないんですけど、何というか…精神的ダメージが大きかったです。クラウスを取り返すためだけに頑張ってきたのに。なんか…名前の元ネタが『悪童日記』とはいえ、随分悲しいお話にしちゃったんですね…。

別に泣けなくていいから、クラウス取り返して「やったー、クラウスかえってきたー!」って喜びたかったよ。

あと、もう1つの号泣ポイントがフリントとヒナワのやり取り。お父さんとお母さんですね。クラウスに関する号泣は、ラストバトルの回想シーンが始まりでした。あんなん見せられたら泣くしかないだろ!(涙)

この2人のやり取りは1章から破壊力抜群で。ヒナワさんみたいな人になりてーよちくしょう。あんなでかい恐竜から子供守って死ぬんだぜ? 手紙もフリントに対する愛にあふれすぎだろ、くそう。なんでこんないい人が死んじゃうんだよ。

ていうか、お父さんと旅したかったっちゅーねん! 普通に考えたら「各章の主人公が最後に集結!(イェイ!)」とか思うだろうがよ! まさか最後しか出ない上に仲間にもならないとは夢にも思わなかったぜ! なんで犬なんだよ!(ごめん、犬=うちの名前はブラウニー)

お父さんは…出てこなかった間のことを無理矢理考えると、クラウスに変に執着しちゃってたのかなあ。周りから見ても危ないレベルで。だから全然リュカに関わってくれなかったのかなあ。確かにそりゃ執着しちゃうだろうけど。

あれ、そういやドラゴンの姿を結局はっきりとは見なかったな…。ドラゴンが出てきて世界がどうなるのか期待してたのに。世界、どうなったんですかあれ? 巷によくある感じの『一旦浄化してどうちゃらこうちゃら』系でしょうか。

ヨクバ様…。貴方に何があったんですか。

私、サルの名前に首輪の色から『ソラ』って付けちゃって、でもその首輪のせいでソラが苦しむことになってものすごくその名付けに後悔してたんですけど、ヨクバ様の正体が○○○○ーってわかって、あのネズミさんの話を聞いたら、「やっぱりヨクバ様が『空』から『ソラ』って名付けたんだろうな」と何となく思いました。それでも、残酷非道な行いをしていたことに違いはないけど。

ふう…。そんな訳で、途中にものすごくたくさんの不満点とか違和感があったものの、『MOTHER3』やってよかったです。「終わりよければ全てよし」だけで片付けちゃダメだけど。

ちなみラストダンジョンをラスダンと気付かず入ってしまい、回復アイテムとかあんまり持ってない状態でズンドコ進んでしまって気付いたら引き返せなくなってしまっており、クリアできるのか少し心配しましたが何とかなりました。8章に入ると敵の強さの割に経験値が高いんですが、たぶん救済策だったんじゃないかと。

とりあえず書き殴りたい分は書いたと思うので、一旦ここで締めて、次はゲーム的な感想を書きます。