ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『グリーン・ホーネット』観てきました。

観に行った理由はルンさんがIMAX3D(日本に5館くらいしかないらしい。大阪は箕面にある)で観たいからというだけで、一応全米で1位になったのも知ってましたが、あまり期待せずに観てました。

ですが、意外と面白かったです! ぶっちゃけ3Dで観る必要はそんなになかったけど、ちょっとでも興味があるなら2Dでいいから行って損はないんじゃないかなと。

この作品を観て再認識したのは、私ってつくづくダメな主人公と優秀な相棒の組み合わせが好きなんだなということ(苦笑)。

あと、どんな形であれ正義が好きなんだなと。いやむしろ、「これって本当に正義なの?」っていうくらいの正義が好きってことかな。正義って真正面からやろうとすると、逆にいろんなもの(法とか)に捕らわれて動けなかったりするじゃないですか。

そんな訳で、この作品は意外と親子愛とか正義感とか主人公の成長物語が盛り込まれてて、ちゃんと作品として面白かったです。実は最初から色々伏線張られてますし、もちろん笑いどころもアクションもたくさん用意されてますし。

もう公開が終わりそうなので、興味のある方は是非!

てか、吹き替えのキャストを調べたら主人公が山寺宏一さんだったので、今日もう1回行ってきます(笑)。3D見るなら吹き替えの方がお薦め。

続きにも、もう少し感想書いてます。

 

 

主演の俳優さん(セス・ローゲン)が「えらい気合いの入った演技するな~」と感じていたんですが、それもそのはず、制作にも関わっておられました。

結構この作品、キャスティングなどの変更が何度もあったりで難産だったそうなんですが、無事に完成して公開になって本当によかったと観終わった今では思います。

チャウ・シンチーが相棒役でキャスティングされていた時もあったそうで、それも観たかったなと! でも最終的に今回演じることになったジェイ・チョウもすごくよかったですよ! やっぱり生身一つで闘う人って恰好いいです。

後は小ネタ。(ネタバレ注意)

・悪役が最初に死ぬボス(実はジェームズ・フランコ)も含めてみんな恰好いい。ラスボスのNo.2もめちゃくちゃよかったのにー。

・ガレージで主人公と女がいちゃつくシーン、無意味に長回しですごかった。早送りなのにあれだけ長いって。ただ、そのシーンでそんなに頑張らないといけないものなのか(笑)。

・カトー(相棒)のスケッチブックにブルース・リーがいた!(テレビシリーズでカトーを演じられた)

キャメロン・ディアスはめちゃくちゃ目立った役ではなかったけど、そこが逆によかったと思う。あくまで主役は2人なんだという。

・やっぱり色恋は人間関係を破壊する原因なんだね。女でもめるな!(笑)

・お約束の、ガレージで車が床ごとぐるっと回るやつ!

・クライマックスで高速思考できるようになったのかと思ったら、5分間アホ顔だった主人公(笑)。