ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『ザ・ファイター』観てきました。

ルンさんがマーク・ウォールバーグ大好きなので。(私も好きですが)

結論から言うと、『マーク・ウォールバーグクリスチャン・ベール、ボクシング、ヒューマンドラマ』で興味を持ったなら行って損はないですよ! 全体的な印象は『レスラー』と同じ感じ。ですが、『ザ・ファイター』の方が断然救いがあります。ちゃんとハッピーエンドです。

ていうか、クリスチャン・ベールにあんなヨレヨレでダメダメな役やらせるんだなあと…。いや、凄かったけど!

どれくらいかというと、クリスチャン・ベールも大好きなルンさんが「クリスチャン・ベールじゃなかったら張り倒したかった! 必死で『あれはクリスチャン・ベールクリスチャン・ベールだ…』って言い聞かせてた」と言うほどです。

実話を元にした物語なので、大どんでん返しのオチとかはないんですが、スタッフロールの最初にモデルになったご兄弟が少し登場されてて。クリスチャン・ベールの演技が、そのお兄さんに本当にそっくりで感動しました。凄い役者って本当に凄いんだな。

そして役者って凄いと言えばマーク・ウォールバーグ。相変わらず体張りすぎです。体張るのにちゃんと演技力もある、なのに日本の評価はいまいち高くない気がする…。

そんな彼が例によってボクシングを真正面からやっています。もうあれは演技じゃないよ。クライマックスの試合では、映画じゃなくて本物の試合を観てる気分になりましたもん。

本編の途中ではトレーニングをさぼってぽっちゃりしてしまうシーンがあるんですが、あれを最初に撮って、その後でトレーニングを始めたのかな。マーク・ウォールバーグクリスチャン・ベールもいい筋肉し過ぎて惚れ惚れしました。

そして、この作品を観て改めて確認しましたが、やっぱり私、格闘技好きだなあと。いや、今更書かんでも知られてるだろうけど。

面白いボクシングシーンは後半に集中してて、前半はヒューマンドラマがメインです。それも相当、兄(クリスチャン・ベール)と母にイライラする(苦笑)。だからこそ、後半およびクライマックスに感動するんだけども。

ただ、個人的には大好きだけど、万人受けではないと思います(決して面白くない訳じゃない、けれど)。どう見ても男の映画だし、そんなめちゃくちゃ派手な訳でもないし。

あ、ただ音楽のチョイスと使い方は個人的に最高でした! ほとんどロックだったんじゃないかな。サントラほしいです。(『グリーン・ホーネット』もサントラほしい…)