ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

もうちょいだけ『C』語り。

まだ語り足りなかったのか、という(苦笑)。

例によって例の如く、妄想甚だしいので追記にて。

※全部、推測です。

 最後にちびっとだけ攻めとか受けとか言ってるので、不快になりそうな場合はご覧にならないで下さい。

 

・個人的に一番謎なのが、「何で三國さんのアセット=Qちゃんが、貴子ちゃんの姿をしていたのか」なんですよ。公麿の真朱は何となくわかるんですけど。

って書いてからWIKI読んだら、何となくわかりました…。たぶん、「貴子ちゃんの元気な姿」が三國さんの失われた未来なんですね。

・「真朱は公麿の娘 or 孫」説をネットでよく見たんですけど、個人的には、真朱は公麿の妹として生まれるべき存在だったんじゃないかと思います。(うちの弟も同説)

なので、あの一瞬かいま見えた男性は公麿のお父さんで、でもお父さんはディールに負けて破産してしまったので、「担保にしていた未来を奪われる=真朱は生まれないことになった」のではないかと。

お父さんのアセットは「お父さんの失われた未来=娘」、公麿のアセットは「公麿の失われた未来=妹」で、だから姿が同じだったという。

・ここから個人的希望。公麿が未来を買い戻してどうなったか。

失われる前と同じ関係では会えないと思う。けど、ハナビが形は変わっても(恐らく)グッドエンドを迎えていたように、公麿が勝って輪転機を逆回転させたことによって、真朱もQちゃんも、少なくともアセットのままでいるよりかは幸せになったんじゃないかと。

なので、ここで真朱が、遠い未来に公麿の娘として生まれてくるんじゃないかなと。

・そしてQちゃんは、Qちゃんはというか。(ここからさらに激しい妄想)

現実世界に戻った三國さん。病院に貴子ちゃんの姿は既になく、うちひしがれる数日。

自分のしたことに悩みながら、ある日あてもなく街の中を歩く。

辿り着いた公園で、ふと正面からよく知っている声がして顔を上げると、少し離れたそこには最愛の妹の姿が。

声も出せずに見つめていると、少女が手を振ってこちらに走ってくる。

受け止めようとしたが、少女は三國さんの横を通り過ぎ、後ろにいた父親らしき男性に抱き止められる。

しばらく呆然としていた三國さんだったが、元気でいるならそれでいい、と静かに笑う、と少女に背を向けたまま歩き出した――

だったらいいなと。この、若干切ないくらいがいいなと。貴子ちゃんが元気でいることが三國さんの幸せだと思うので。

だって、三國さんも公麿も破産したんじゃないから、バッドエンドではないと思うのですよ。

嫌よ私、あんなに自分の命削って頑張ってた三國さんがひとつも報われないなんて。

・あ、以前は「三國さんと貴子ちゃんは異母兄妹」説を推してたんですが、上記の設定だと「貴子ちゃんは三國父の後妻の連れ子」になります。(←なります、って。なので、上記のお父さんは、貴子ちゃんのお母さんが三國父ではない別の男性と結婚したということ)

この場合だと、たぶん貴子ちゃんのお母さんが、三國父が贔屓にしているお店の芸者さんとかそういうので、三國さんも何となく惹かれてたのにお父さんがあっさり持っていっちゃって、けど事故か病気で早くに亡くなって、その惹かれていた女性の面影を残す貴子ちゃんを何とか救おうとしていた。とか。

いやー、女性視点では「それってどうなん…?」と思うけど、男性視点では割とあることらしいので。

(三國さんのケースは違うけど、「娘=自分が惚れた女性の若い時。さらに自分の遺伝子も入っている」らしい)

・上記の設定だと、一応別の未来も考えてて。(こっちはかなり御都合主義)

(公麿が輪転機を逆回転させた)未来で無事再会した貴子ちゃんは、三國さんを「お父さん」と呼んだ、っていう。

でも、これはないわ。自分で書いといて何だけど、あってほしいけど、ないわ。うん。

・で。

私は基本的にBL畑の人間ではないのですが、それでも、それでも1つだけ声を大にして叫びたい。

三國さんは攻めじゃねーよ!! 受けだよ!!

何で皆さん揃いも揃って攻めにするんじゃい! みくきゅーが理想のカップリングだけど、それでも正しくは「きゅーみく」なんだよ!(基本的に女性上位が好きなのもあるけど)

…って、ずっと思ってるんですけど、私だけなんですかね。三國さん受け派って。