ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『ロックアウト』観てきましたー。

(※微妙にネタバレ注意)

主演のガイ・ピアース目当てで!

超・恰好良かった! ので、それだけで大満足です!

ノーマン・リーダスと同じで)全然出演本数は観れてないんですがガイ・ピアース大好きなんですよ。『L.A.コンフィデンシャル』と『メメント』は是非観てほしいです。特に前者でラッセル・クロウガイ・ピアースを好きになったんで。

ラッセルはだいぶおっさんになったけどな…。(でも、出演作によってめっちゃ太ったり引き締まったりするのですごい役者さんなんですよ!)

で、ガイ・ピアースは歳食ってどうなったか実はちょっと心配しながら行ったんですが、細いイメージがあったのにかなりガタイがよくなってまして。

ちょっと「ん?」と思ったけど、今回は体重を増やして撮影に臨んだそうなんで後からなるほどと。歳は食ってたけど老けたとは感じませんでした。ていうか、最初に書いたけど倒れそうなほど恰好良かった。キャラというかガイ・ピアース補正が高いけど。

しかし主人公以外も結構いいキャストさん揃いで。ヒロインも最初は(キャラとして)どうかなと思ってたんですが、敵に足撃たれるわ執心されるわ、主人公には大事にされないわ髪切られるわで大変だったなと!

でも最後は活躍してましたし、グーで殴るところよかったですよね。別にこの映画に恋愛要素は求めてなかったんですが、「何だかんだと主人公といい組み合わせだなあ」と思えたところが良かったなと。

さらに、一切予告に出てこない敵ボスが素敵なんですよ、これがまた! 知的なダンディでですね! しかも弟への感情も複雑でね! てか私も「何であいつ殺さないの?」と思ってたら弟だったとかね! 素敵!

あとCIAの上司(?)も2人ともよかったし(色んな意味でw)、メースもよかったし、もちろんボスの弟もよかったです。弟は初登場シーンではただの雑魚キャラだと思ってたのに、まさかのラスボス…!(1対1では戦わなかったけど)

ちょっと人が死にまくるの(と大きな発砲音)がしんどかったですが、ま、そういう映画だし。

でも、もっとただただアクションに始まりアクションで終わっていくのかと思ったら、意外と脚本がしっかりしてまして。最初と最後はサスペンスぽいし、あと中盤も次の場面に繋がる引きが多くて素晴らしいと言いますか。そんなに大きな伏線張る必要なんてないよ、というか。物事が起きるのにちゃんと理由があるんですね、いきなりおかしなことにはならない。

私は「わかりやすい映画」が好きだし必要だと思ってるので、こういう作品はもっと出てほしいですね。確かにCGも安かったし(笑)、傑作ではないけどさ。クライマックスも「え、ここが?」となったけどさ(苦笑)。(それはフランス映画だから、らしいです)

あと、何気に製作がリュック・ベッソンです! よくも悪くも納得?

そしてガイ・ピアースは『アイアンマン3』に出るとかーーー!!

ロバートさんとガイ・ピアースが同じスクリーンに映るとか夢のようだ!!

英国王のスピーチ』と『ハングリー・ラビット』も観たいなあ。と思って調べたら、前者はムービープラスで発見したぜー!(12/11です)