（がっつりネタバレ注意）
観ました。
特撮を除いたら久々に真面目に観たドラマでした。観ようと思ったきっかけは特撮なんですけどね（笑）。
『ゴーバスターズ』でレッドをやってた鈴木勝大君のブログをたまたま確認したら出るとのことだったので、即行録画予約ですよ。
原作の方は1話しか読んでないレベルで、でも同じ原作者さんの『ライフ』は知ってたので、「またそういうドロドロ系なのかな」と思ってたんですが。で、実際そうではあったんですが。
が、今回はサスペンス要素の方が強かったですね。それもちゃんと緻密な感じで。もう毎回ドキドキですよ。ネタバレも必死で封印してましたしね。
で、ドラマ終盤では盛重ちゃんしか生き残ってない風な映像をちょくちょく見せられていたので、「盛重ちゃん以外全滅！？（涙）」と心配していたのですが、まさかの4人全員＋ハルちゃん生き残りエンドとは！
そうなると、ちょっと薄井さんが可哀想だな…。でも薄井さんは中の人が元AKBの増田有華さんだったのですが、ニコ生で拝見した時に薄井さんと真逆のとても明るい人でびっくりしました。そして面白い人だった（笑）。好きですよ！
一番心配してたのは日向なんですけどね。何がって鈴木勝大君が演じるから、まずどんなキャラなんだろうと。最初に出てきた時は割と爽やかだったので安心してて、再登場した時もまだヒーローっぽかったので、「頼むからこのまま良い人であってくれー！」と必死で願ってまして。
この作品、登場人物にいわゆる『良い人』がいなくて、表面上は仲良くしてるけど実は嫌いだったとか、いじめられてて復讐を企んでいるとか、みんな馬鹿だなと見下してるとか色々あるんですよ。
だから、途中から日向も裏があるのは大体予想が付いてたので、どんな裏なんだろうととても心配しておりました（好きな役者さんがやってるキャラなんだから、できれば良い人であってほしい）。主人公に片想いしてそうだったので（これは最後の最後に明かされてましたね）、実は主人公と2人きりになりたくて、彼女以外殺そうとしている狂人なんじゃないかとか。
そしたら実際は、人は殺してしまっていたけど（ただ正当防衛と言えなくもない）そのことに思い悩んでる少年だったので、思っていたより普通（？）でよかったなと。ヒロム（レッドバスター）がクールでやや無愛想なキャラだったので、こんなに演技できる子だったんだなあ、とすごく嬉しかったり。
泣きながら主人公の首絞める場面（未遂）は、息止めて見つめてました。そして、ちゃんと生きて帰ってくれて本当に嬉しかった。
あとサブキャラでは五十嵐先生が大好きでした！ いや…救助が遅れた発端は彼だったんですけどね。ある意味影の主人公は五十嵐先生でしたね。ドラマオリジナルキャラクターだったと後から知ってちょっと驚き。良い役もらったなあ、そしてめちゃくちゃ合ってたなあ。
窪田正孝さんも何気に『るろうに剣心』実写版やら『大奥』ドラマ版で既に目にしていて、名前は覚えてなかったんですけどめちゃくちゃ気になってたんですよ。まさかこんな形で再会できるとは。
何故か今季はドロドロ系のドラマ（とかアニメ）をよく見ていたんですが、そしてそんなにドロドロ系が好きな訳ではないと思うんですが、でもドラマだと役者さんの演技のぶつかり合いが見られるのが好きですね。今回の女の子5人もめちゃくちゃ頑張ってたですもん、本当に。
ちなみにこの秋以降も、盛重役の山下リオちゃんはドラマ『彼岸島』でヒロイン役（主役はウィザードの白石君）、神矢さん役の土屋太鳳ちゃんは『るろうに剣心』実写版の続編で操ちゃんをやるそうなので（オーディションで勝ち取ったとのこと！）、これまた大変楽しみです。
