（・原作未読。映画は2回観ています。一部敬称略
・ネタバレ全開注意）
前後半に分けないといつまで経っても感想をアップできそうになかったので、とりあえず前半。
まず簡潔な感想を。
最上級の褒め言葉として、ほぼ映画通りでした。
「舞台ってやっぱりいいなあ」としみじみ感じました。
その次。映画と違って面白かったところ。
今回、2回休憩を挟んでの3時間（1時間・50分・50分かな？）で、3部構成みたいなものだったんですが。
それぞれの部で、アンディーが自室（って言うの？）の壁に貼っているポスターの女性（すなわちリタ・ヘイワースとマリリン・モンローとラクエル・ウェルチ）が、意志を持って動いて語り手になる。という作りだったんですよ。
個人的にはこれがとても面白かった！ というか、そういう手法がすごく好きなのです。
またこの3人を演じる御三方（高橋由美子・新良エツ子・宇野まり絵）が大変素敵でですね！ 前のお2人にいたっては生歌まで披露するという。高橋さんもすごく可愛かったけど、新良さんの生歌が半端なかったんですよ。それを1日2ステージの時もあるんですよ？ 舞台は本当に実力がないとやれないよ…！
ラクエルは最後に登場するので、あれでよかったんだと思います。後述しますけど、筒井君と同じ感じ。いや本当に、ラクエルがああいうキャラクターで観ていてほっとしましたもん。
さて、最初にも書きましたがお目当てはキャラメルボックスの畑中さんでした。はい。キャラメルボックスからは畑中智行さん・筒井俊作さん・鈴木秀明さんの御三方が出演されています。
鈴木君やっと観た！（名前は知っててブログも好きだけどまだ役者として観たことがなかった←って書いちゃったけど、実はぼちぼち観てた） よかった！ 運動神経が高かった！ どうしても物語の流れ上、観ててあまり楽しくないシーンなんだけど、あそこだけちょっと劇団四季みたいでした。
筒井君は…最初、この舞台の情報を得た時、畑中さんと筒井君が出演すると知ったんですよね。で、『ショーシャンク～』だし、客演だし、公式サイトの感じもシリアスだし、これはきっと筒井君もシリアスモードなんだろうと。きっとそうなんだろうと思ってたわけですよ。
実際に舞台を観てみたら、筒井君だけいつもの筒井君でした。いえ、大好きです！ はい、大好きです！ 本当にびっくりするほどいつも通りでした（笑）。そして、それが一服の清涼剤でした。
映画は観てるので知ってましたけど、やっぱり話が重いじゃないですか。そういう時に筒井君は一陣の風をくれるわけなんですよ！（『容疑者Xの献身』然り） ハドリー役の時からちょいちょい笑ってましたけど、一番好きなのはターザン（？）役でした（笑）。そして、他のお客さんも笑ってたのがとても嬉しかったです。
そして畑中さん！ 私が一番好きな役者さんです。夏頃には「今年はもう観られないかな…」と思ってましたが、今回の情報を得た瞬間にキャラメルとかぶろうが何だろうが観に行くことを決意。（実際丸かぶりだったけどorz）
実際に行って本当によかったです。主役のお2人以外は皆さん複数の役をやってらっしゃったんですけど、舞台が始まる直前に暗転して、ライトが点いた時にもうレッドの益岡さんと一緒に畑中さんが舞台にいたんですね。
それだけで既に「来てよかった…！（涙）」と思ったんですけど、何かねー…相変わらず素敵な役者さんでしたよ、はい。何だ、もっと色々書きたいのに書けないよｗ
でも舞台が終わって、「主役の畑中さんが見たい！」と強く思いました。脇役の畑中さんも好きなんですよ。でもやっぱり主役が見たいです！
他の脇役さんで好きだなと思ったのは山崎彬さん。FBで写真を見た時から「何か好きだなー」と感じてたんですが、実際に観てもやっぱり好きでした！ どう好きなのか上手く言えないんだけど、一言で言うと少年役が似合う人が好きなのかもしれない。（畑中さんもそうだし）
その次は今奈良孝行さん。今奈良さんは舞台でひたすら畑中さんと仲が良さそうで、微笑ましく観てました。顔も好きですね。
そして粟根まことさん。劇団☆新感線ファンの方には怒られそうですが、私にとっては粟根さんはKOFの社（やしろ）ですよ！ つまり、役者さんとしてそんなに存じてるわけではないんですけど（汗）、心の中での付き合いは長いんですよ！（最近では『仮面ライダーウィザード』にもゲスト出演されていましたね）
そんな粟根さんをやっと生で観ることができて個人的に感慨深かったです。そして、所長のイメージとぴったりでした！ 本当に褒め言葉なんですけど、あの嫌らしい喋り方が素敵でした。…これ以上追っかける対象が増えたら破産するなあ。（遠い目）
ということで一旦切ります。後半はたぶん週明けになるかと。
