ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

キャラメルボックス『ヒトミ』観てきました・1

このお芝居、何と(私が)10代・20代・30代でそれぞれ別キャストで観ています。今回が3回目。(観た媒体はビデオ・生観劇・生観劇)

ということで早速ネタバレ・自己満足全開の感想。(2/22の回)

 

今回の新キャスティングって、小沢君(役名)が多田君(役者名)だったじゃないですか。それを知った時から期待が半端なかったんですけど。

私、今回の小沢君が一番好きです。ていうか、実は今までの小沢君はあんまり好きじゃなかった(苦笑)。だって何か威圧的だし! 偉そうだし!(という風に若い頃の私には見えていた)

でも、多田君の小沢君は、最初から応援したくて仕方ない感じでですね。もう今日はほとんど多田君ばっかり見てましたから。一番最初のヒトミが立ち上がるシーンから既に、(本当はあの場にいない)小沢君のあの距離間がたまらなくてですね。ホテルに着いてソファに座る時も微妙に離れてるし。

完全に今日の私は『小沢君を温かく見守る会』でした。最後の最後に『CHEEKY』が流れ出した時にアホかというくらい号泣してたんですけど、それは半分は音楽の力で、もう半分は「小沢君が報われてよかった…!(涙)」でしたから。もちろん、クライマックスのあのシーンも全力で泣きましたとも。

たぶん小沢君だけで記事1本書ける。何かね、今回の彼は強くないところがよかったんです(個人の感想です)。決して強くないけど、ヒトミの為にあれだけ一生懸命になってるのがよかったんです。

別れを告げられても、あれだけ拒否されても、それでもヒトミの為に何かしたい、側にいたいと願い続ける。それって結局強いってことかもしれないんだけど。そういうところがちょっと『トリツカレ男』のジュゼッペ(畑中さんがやった役で一番好き)に似てるのかなあ。だから好きなのかな。

あー、具体的な台詞忘れちゃったけど、クライマックスでついに素が出るところがたまらなかったです。素というか、心の奥深いところにあった部分というか。

あと、『ナミヤ雑貨店の奇跡』を観た時からそうかなとは感じてたけど、多田君見た目よりかなり男らしいなあと。素敵だなと。何か昨年から多田君の株が私の中で急上昇中。次の『鍵泥棒のメソッド』も観たいですよ!!

(畑中さん大好き人間なので行くことは確定してるんだけど、Wキャストの多田君の方も観たくて仕方ない)

もう…本当にこの『ヒトミ』がもっかい観たい。行けないんだけど。

やっぱり舞台は東京が強いんだろうなあ。大阪でももっとお客さん入ったら、長くやってくれるんだろうな。

とりあえず書けた部分をアップしたいので、他のキャストさん等については次回!