ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『魔都紅色幽撃隊』クリアしました。

クリアしました。

…………う、うん。

ゲームが好きな人なら、この作品の評価を大体お聞きでしょうか。

まあ、あの、そんな感じでした。

何か、ただひたすらに惜しいゲームだったなあと。

ただ、私はこのゲームの戦闘は大好きです。

何でかと言うと、TRPGの『エムブリオマシン』が大好きで、そのシステムによく似てたから。(パクリという意味では全然なく)

「『エムブリオマシン』が自動計算で遊べる! マジか!」と楽しく遊んでおりました。

(背景の)アイテムを破壊すると弁償になるのも面白かったし。

あ、あとさゆりちゃんEDだったのでそこはオッケーイ!!

ずーっとツンだった子が最後の最後だけデレるのいいよね。最後だけでいいんです。

ミニゲームの『ハイパーナチュラル』は最初こそわけがわかりませんでしたが、コガメポイントで強いハンターカードを買って、それで勝ち方がわかってくると、初期カードでも勝てるようになりました。なかなか面白い、けどボドゲとは言えアナログでは無理だろうな(苦笑)。

では、追記に箇条書きで山ほどの不満点を。(一応ネタバレ伏せてます)

 

・とりあえず武器・防具・道具が少ない。キャラによっては武器がまさかの初期装備で終わる。

・「だったらアイテム合成(開発)で作ろう!」と思ったら、素材があるようでない。作りたいアイテムのピンポイントの素材が全く出ない。よくわからない素材は山ほどあったけど、何が作れるのか結局わからず終いだった。

・その開発レベルがキャラとの訓練で上がるので、そのキャラばっかり好感度が上がっていく。そのキャラ好きな方だったのに、顔を見過ぎて最後はだんだん嫌になってきた。

・章が進むごとにキャラが仲間に入っていくんだけど、そのイベント戦闘の際、仲間になるキャラが(武器以外)何も装備していない。防御力が低すぎてはっきり言って役立たず。それが毎回なのでストレス以外の何物でもなかった。

・それがまさかのラストバトルまで…。○○くん真っ先に倒れましたとも。何がしたかったんだ。

・正直、『九龍妖魔學園記』の頃から思ってたけど、選択肢でキャラが仲間になったりならなかったりするの嫌い。仲間にしたいと思ったら攻略ありきになるし、仲間になっても、いるルートといないルートが分けられないのかシナリオで全然喋らない。じゃあ何のために仲間になったの?

・戦闘に出せるキャラが毎回あらかじめ絞られてたのも何だかなあだった。好きなキャラで戦いたいのに、それができるのはフリーバトルだけ。好きなキャラと困難を一緒に乗り越えたいのに、何のために仲間に(略)。

・言っちゃ悪いけど、主人公の攻撃力をとにかく上げとけば勝てる。何のために仲間に(略)。

(と書き過ぎちゃったけど、仲間の特殊能力が使える場面も多々ありました。さゆりちゃん等の回復系はもちろんだけど、個人的には小菅くんがなかなか面白かった。でも、やっぱり最後は主人公の力押し)

・戦闘の罠は種類がたくさんあるけど正直そんなに使わなかった…。

・シナリオも3章くらいまでは面白かったけど、短いのは序盤だからかと思ってたらずっとそうだったのでちょっと驚き。11章の短さは有り得なかった。

・五感入力システム。製作者さんのインタビューで「最後の方を楽しみにしていて下さい」みたいなことが書いてあったので楽しみにしてました。…で、どこの場面のことでしたか?

・最初は物珍しさから「面白いなー」と思ってたけど、はっきり言って結果が手抜きだった。こういうことがやりたいならもっとちゃんと作ってほしかった。シナリオ解決のための選択肢代わりになることもあるんだけど、そんなこと言われても…みたいな場面で出てきて困ることの方が多かった。>五感入力システム

・○○くんの脚どうなったの? 何でああしちゃったの?

・さやちゃん、あんな思わせぶりに出てきて何故途中で消えた…。あ、あとあの女の人も。

たぶん、製作途中で色々あったんだろうなあ(汗)。