ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『るろうに剣心 京都大火編』観てきました。

前作もばっちり映画館に行きましたよ、『るろ剣』実写版。なので、今回も初日に映画館で観てきました。

何か…もう、ね…。大満足すぎて逆に感想書けないんじゃないかという勢いなんですけども。それと、1回じゃ動体視力と記憶力的に追いきれなかったというのもあり。(もう1回は確実に行く)

なので、ちょっとずつ! 箇条書きにまとめたいと思います!

ただし、かなり気持ちとネタバレが暴走してますのでご注意を。

(8/4追記してます)

 

・何はともあれ、日本の若手俳優を集めてこれだけのアクション映画を作ってくれたことに対して、とにかく「ありがとう」と叫びたいです。今回も見所多すぎて1回じゃ足りなかったし、たぶん書き切れない。谷垣さん(アクション監督)大好きです!

アクションが、確かにレベルの高いアクションなんだけど、ちゃんと物語になってるんですよ。「ただそのシーンだけ激しく動いている」わけじゃないんですよ。

・健君の剣心、相変わらずかっけえええ。

好きなところいっぱい有り過ぎるんですけど、主には「冷酷な目をして戦う一対多数の戦闘」と、「薫を助けるためだからこそ人斬りの目に戻っていく」ところでしょうか。でも、薫にとってはそれが絶対にやめてほしいことでさ。何というジレンマ。

・その薫殿がね、武井咲ちゃんの薫殿がね。私、原作の時は剣心×薫にそんなに萌えてなかったんですけど、今回の実写映画版にはすごくキュンキュン来てしまいまして。それは、咲ちゃんの薫殿が剣心をとても想っているからだし、健君の剣心もまた薫殿をとても想っているから、だと思うんですよ!

だって可愛いんですもん、お互いがお互いを見る時の表情が。

・神木君マジ総次郎。総次郎が本当にいたらこれしか有り得ない。馬車に飛び移るシーン何だあれ、すげえ。絶やさない笑顔も総次郎そのまんま。

剣心と一対一で戦うシーンも凄かった。速い、速すぎる。1作目の剣心対外印(綾野君)の時も思ったけど、この撮影風景を生で観たかった…!(涙)

・ミヤ(宮沢和史)さんの大久保さん髭多すぎ(苦笑)。しかも割とあっさり死んだー! でも、神木君に殺されるというのはファンとしては美味しかったり。

剣心を呼び出して屋敷で喋るシーンも熱かったです。ミヤさんの俳優業、嫌いじゃないですよ。

・今回、好きな役者さんがたくさん出てたんですけど、特に期待していたのは操役の土屋太鳳ちゃん。『リミット』で気になったんですけどその時は心情の演技がメインだったので、アクションになったらどうなるんだろうって(プロフィールを読んで運動神経がいいのは知ってたけど)。そしたら、こっちの目が丸くなるほど動けてた! 本当びっくりした! 最初の剣心との刀の奪い合いが超恰好良かったので、「もう1回見せ場来ないか!?」と願ってたらちゃんとあってめちゃくちゃ幸せでした。

でもね…「蒼紫様が戻ってきた!?」には不覚にも泣いた。だって、すごく嬉しそうだったんだもん…。あんな嬉しそうな顔されたら余計に切ないわ!(涙)

・蒼紫様と翁さんの戦いも凄かった。というか、翁さんが完全に原作からまんま出てきた感じだった。最初に登場した時もそうだし、忍装束に着替えた時は尚更。

蒼紫様は本当は前作に出るべき人だったからなあ。ちょっとストーリー面で弱かったのが惜しい。でも二刀流が素晴らしかったです。(伊勢谷さんがアクション練習の時に「何で両手(で刀を操る)なんだよ!」ってキレてたそうなのでw)

・原作も上手いこと繋げてきたなあ、としみじみ。完全に覚えているわけではないんですが、新しい逆刃刀を手に入れるエピソードが結構好きだったので、ちゃんと描いてくれて嬉しかったです。

そこで戦う相手が三浦涼介君ですよー! 原作の張とは違ったベクトルだったけど、あの三浦君(シャイボーイ)が関西弁喋ってあんなにアクションしてるだけで何の文句もないですってば。大友監督曰く今回の秘密兵器らしいし。(前作は綾野君とな)

・そして赤空は何と元BJCの中村達也さんだった。「えらい恰好良いなあ」と感じてたけど、そらそうだ! 青空さんも割と原作のビジュアルまんまで嬉しかったし。細かい所だけど、でもやっぱり大事なんですよね。

あと、今回はあまり目立たなかったけど村田充さんもいたので、『伝説の最期編』に期待大。

・で、ラストシーン。何で師匠いないんだと思ってたけど、前日にニュースで読んでまして。あー、そう来たかと。師匠も剣劇アクションあるのかな。是非やっててほしいな。

・って一生懸命思い出して書いてたら、一番目立ってた志々雄のことを書くのをすっかり忘れていましたorz

志々雄はねー、あんな見た目なのに何でわざわざ藤原達也君なのかな、と実は少し思ってたんですよ。わざわざ、って書くとちょっと嫌味っぽいけど。そして、藤原君の演技力については今さら言う必要もないので、納得のキャスティングではあったんだけど。でも、せっかく綺麗な顔なのに見えないじゃないですか。

と思ってたら、焼かれる前のアクションがあったのです! なるほど、これの為か!(いや、それだけじゃないだろうけど) いい感じにギャップがありましたねー。あれが焼かれたら、そりゃ恨みも深いだろうなと。焼かれるところから実は生きてたまでの流れはちょっとホラーでした。

志々雄のアクションは、流石、荒々しかったです。藤原君があれをやっているというのも素敵。剣心との決戦は7時間以上撮影したそうですから。それが編集で16分くらいになっちゃったそうですから。一体どんな戦いになったんだろうなあ…。

・さて、由美さんは高橋君のお姉ちゃん!(サンガサポ的に言わなければならない言葉) 高橋メアリージュンさんですね。弟さんは京都サンガ所属の高橋祐治選手なのです。

由美さんの志々雄を見る表情がよかった。すごくよかったです。でも、もっと存在感がほしい! 『伝説の最期編』で出番がもっとあるといいなあ。