ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

キャラメルボックス『ジャングル・ジャンクション』・2

「燃え上がっている時は突っ走れ」が信条のくらげです、こんにちは。

昨日の夜から今日にかけてずーっと『ジャングル・ジャンクション』観てました(たぶん『TRUTH』の反動)。1回目を観た時は若干流し見だったので、ちゃんと観たいなと思ってDVDを弟から略奪してきた次第です。

名前の元ネタがそうなので当たり前っちゃ当たり前ですが、要するにこの作品を一言で言うとプロレスですよね。大好きだという意味で。やっぱり生で観たかったー!

本当に大好きですよ、『ジャンジャン』。好きすぎて逆に何を語ったらいいのかわからないくらい。3つの物語が交錯して見所多すぎだし、小ネタも満載だし。本当に、18人全員に1人ずつ感想を書きたいくらい好き。

けど、心を鬼にして好きなキャラBEST3を書くと、女組はオオニタ・ブルーナイト・カンドリ、男組はキョウタ・ブルーナイト・オザキかな。安理ちゃんあんなセクシーでええんか…! セクシーなのにおバカキャラ…!

役者として一番「おおっ!?」と思ったのは森めぐさんと毛塚君。毛塚君は声の通り方が好きです、めっちゃ聞き取りやすい。今回、割と普通のキャラを通して観れて新鮮でした。森めぐさんは前回も書いたけど、普段あんなに可愛いのに今回の刑事役が男らしくて素敵でした。

(以下はネタバレを含みます)

 

(女組の)1回目も相当やばかったけど、2回目はエンディングでボロ泣きしましたね。出演されてる皆様いい味出してるし、マジでキャラがみんな愛おしくて仕方ない。

女組のエンディングは切なくて個人的にはこっちが好きだけど、男組は全体的に少年漫画ぽくて爽やかだったように感じます。あと、ここまでの男臭さも珍しくていいなと。

あー、でも、女組のエンディングが切なかったのは、それまでの女性陣がパワフルだったからこそというのもあるんですよね! やっぱり女性は強いのか。

それにしても、畑中さんもじっきーも周りが異性ばっかりの中すごいなー。頑張ったんだろうなあ。

同じセリフでも男性・女性変わるだけで全く印象が変わって、見比べれば見比べるほど面白いです。笑いのネタも男女で違ったりして、皆さん色々考えたんだろうなと。特に違いが面白かったのは安理ちゃんと小多田君かな。小多田君いい意味でグダクダ過ぎる(笑)。

「卵の君」を思い出すシーンは、畑中さんは笑いを取る場面なのにじっきーは「普通にめっちゃ可愛いやんかー!!」とか。

遊園地は、どっちも男性(畑中さん&筒井君)がめっちゃ頑張ってて、女性陣(貴子さん&じっきー)が容赦なくて素敵でした☆ あんなに容赦のないじっきーも珍しい(笑)。

貴子さんは『ナミヤ~』でも割と畑中さんに容赦なかったので、記憶に新しいというか(笑)。あれを踏まえた上での今回の組み合わせが好きでした。

また女組のエンディングの話になっちゃいますが、こう…ちょっと悔しそうなオオニタさんに対して、自然体で笑って接してたメグミがすごく好きだったんですよ。勝ち誇るわけでもなく、貴方も同じ登場人物でしょ、と笑ってるのがめちゃくちゃ可愛かったんです。

本当にみんな大変だけど楽しそうで、「どんなキャラメルボックスが好き」と訊かれればやっぱりこういう作風のキャラメルが好きです。(明暗あるからこそどっちもが引き立つんだけど)

劇団鹿殺しの御三方もめちゃくちゃ恰好良かったし。菜月チョビさんと丸尾丸一郎さんが特に好きですよ! チョビさんは付いていきたくなる恰好良さだし(でもいざという時は盾にされそうだけど)、丸尾さんは多田君にセクハラしまくってましたね(笑)。

あと、ダンスシーンもすごくすごく素敵でした! DDTの新しいやつ出してほしいです! 買います!

えーとですね。畑中さん大好きで、『ジャンジャン』のオオニタさんも大好きで、何でこんなに好きなんじゃーって話なんですけど。

色々考えてみてやっぱり、畑中さんが演じている登場人物が、他の登場人物をすごく思いやってたり、彼ら・彼女らの思いをちゃんと受け止めてくれるからかな、と思ったり。

それを一言でわかりやすくと言うと「優しい」なのかもしれないけど、一般的なイメージの「優しい」だけではないというか。

上手く説明しようとして全然できてないけど、そういうところが好きなんです。好きなんです!(大事なことなので2回ry)

秋の『無伴奏ソナタ』はおそらく1回しか行けないんですけど、冬の『ブリザード・ミュージック』はたぶん初日に行くつもりなので、「初日の券をお持ちの方は当日券割引」サービスがまたあったら2回目行っちゃいそうな予感がします。神戸だからちょっと頑張らんといかんけど。けど頑張る!(予定)