ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

キャラメルボックス『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』・2

(※追記は多分にネタバレを含んでいます)

行ってまいりました、祝・畑中さん1500ステージ!!

鉄平さんは2回観たら超切なかった。

菊川君は2回観たら「あやめが大事」なのか「『あやめと鉄平さん』が大事」のどっちかわからなくなった。(いい意味で)

お母さんは本当に複雑な表情してるなあ。

お父さんは癒し系だった。お父さんが歌ってるところ本当にほっとする。

家族組はあえて黒・白・グレー系だったんですよね? たぶん。

入院組はずっと見てたら何かわちゃわちゃしてて微笑ましかった。(もっと色々小ネタ拾いたかった…)

刑事組は面白かった。関根君、筒井君に負けてなかったぞ。

 

2回観たら、「やっぱり、あやめとほしみにはちょっと納得行かないなあ…」と確信してしまった次第。(演じてる人がどうこうではなく登場人物として。あと、あくまでちょっとだけ)

ほしみは、自分の中で思ったりそれを自分で体現してるのは素敵なんだけど、人に押し付けるのは違うんじゃないかなと。

(クライマックスの鉄平さんに言うあれ。要するにジュゼッペとか小沢君がやってることと同じだとは思うんだけど、それを他の人にもやるように言っちゃうのは何かなあと)

あやめは…あやめはなー。やっぱりなー。ごめんなさい…。鉄平が好きなので、そっちから目線で見るとどうしても…。

キャラメルの公演を観ると、何故か大体男性の登場人物ばかりに共感とか感情移入してしまって、全然女性の気持ちがわからない人間なのです(汗)。他の女性のお客さんはどういう見方をしているのだろう…。

今日は舞台に向かって右端だったので、割とほしみと同じ視点で観れるシーンが多くて嬉しかったり。

事故のシーンで、家族のみんながそんな表情してたのか、とか。

ラストシーンも、ほしみにはこんな風に見えてたのかと思ってぼろぼろ泣いたとか。ラストシーンは本当に、写真で見たそのままの風景が目の前に広がってました。びっくりした。

そういえばダンス!

おどろおどろしいながらもコミカルで、でもテクニカルで凄かったんですけど。

多田君がニコ生で言ってた、初日数日前にほぼ作り直しになったのって、後ろの人達の動きかな?

で、そうなると役者ブログか何かにあった「ダンスに工夫をするため」にモザイクがかかってたあれって、結局使われなかったのかな…?

多田君のあれは、今日はサマーガールでした。(あえてわからない書き方)

個人的には日曜に聞いた擬音で始まる奴の方がインパクトがあって好きでした。

けど、実際に言わなければならないとしたら恥ずかしさはサマーガールの方が上だと思う(笑)。

あと殺陣も超恰好良かったけど、一番好きなあのシーンは全部鉄平さんの作り話だったんだと思うとちょっと笑ってしまった。(でも恰好良かった)

鉄平さん…自宅に戻った時に気付いたんだなあ。ほしみに会った時も言おうとしてたし。お母さんをかばって泥かぶってるし。不器用なんだな、ねえ。

そういや、前回から既に大ショックを受けていたのですが、亜矢奈ちゃん退団されちゃったんですね。昨年からかなり好きになってて、「もしかして亜矢奈ちゃんで『ミス・ダンデライオン』やらないかなあ」と期待してたので…。お疲れ様でした、今までありがとうございました。好きでしたよー!(涙)

ところで、終演後の平日限定『名場面集』および畑中さんの1500秒ソロトークすごくすごく楽しかったです!

名場面集のさらにダイジェスト。(順不同うろ覚え)

・みっこさん単独で『地図屋と銀ライオン』

・福本さんとみっこさん(?)と春世ちゃんで『ナツヤスミ語辞典』。(福本さんは初代ウラシマだったかな)

・GREENの主役2人(畑中さん&安理ちゃん)とREDの女子高生3人(きりちゃん・貴子さん・もりめさん)で『銀河旋律』。「好きでした! 会うのは今日が初めてだけど、ずっとずっと好きでした!」

・関根君(岡本)と筒井君(本郷)で『また逢おうと竜馬は言った』。「桂子さんはどういうわけかお前が好きなんだよ! 俺じゃなくて!」(筒井君は高校時代に実際に本郷を演じたらしい。関根君の岡本さんもちゃんと見てみたい)

・多田君と真柴さんで『さよならノーチラス号』。多田君がタケシで真柴さんがお母さん…と思いきやまさかの編集さん!

・畑中さんと筒井君で『TRUTH』。「それがお前のTRUTHか!」(弦次郎さんスーツだったけど今見てもマジで恰好良い)

・『スキップ』合唱

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・玲衣ちゃんと多田君で『時をかける少女』。ちょ、これで2時間観たい…!

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何かライヴコンサートのメドレーを見てる気分でめちゃくちゃ楽しかったです。作品が紹介される度に「キャーーー!!」ってなってました。こうしてみると、新作の『時かけ』と最初の『地図屋と銀ライオン』以外は再演なりDVDなりで観たんだな。

1500秒ソロトークは、ざっくり書くと「畑中さんが演劇を始めた経緯」「劇団に入ってからの3大事件」「畑中さんにまつわる○×クイズ(直筆イラスト色紙プレゼント付き)」でした。

私は3問目で敗退したぜ…。でも、最終的に色紙をゲットできるお客さんが2人しか残らなくて、8人が座席半券抽選になったので夢は見られました。(結局当たらなかったけど。私の前のお客さんが当たってました。惜しい)

東京でも同じイベントを開催されるそうなので、詳細は書かないでおきますね。

まー…今日、本当に行けてよかった。うん。だって好きなんだもん。あんな至近距離で微笑まれたらあかんあかんって。(ところで畑中さん、小道具の指輪着けっぱなしだった?)

あ、あと今日の話を聞いたら尚更『嵐になるまで待って』をやってほしくなりました!(来年でいいので)

それで、1500ステージ行けたらもっかい本気で考えようと思ってたんですけど。畑中さんの演じた中で好きなキャラBEST5。でも絶対BEST5で収まらんよなー。

ただ、ジュゼッペが1位は不動。『トリツカレ男』再演を生で観なかったら今のキャラメルライフはないから。(それが実は若干たまたまだったのも人生のタイミングとしてちょっと面白い)

その次が北斗なのも動かずかなー…。もう年齢的にやることはないんだろうなと思うと寂しい。

その次が克郎さんか弦次郎か頼人か、っていうとこれでBEST5か。でも、他にも入れたいキャラいっぱいいるしなー(苦悩)。

何はともあれ、畑中さん、1500ステージ本当におめでとうございます。

1499ステージでも、1501ステージでも舞台への向き合い方はきっと変わらないとは思うんですけど。

それでもやっぱり今日来られてよかったです。

次はどんな役が観られるのかなあ。