ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『あと1センチの恋』(原題:love,losie)

キャラメルボックス成井豊さんがブログで紹介されてたのが頭の片隅に残ってて、WOWOWで放送するのがわかったので録画して観ました。

これね…成井さんがあらすじを書いて下さってたのでそういうものだと最初からわかって観てたのに、すれ違いにも程がある…!

泣いた。ラストシーン手前で超泣いた。「もう恋愛メインの作品はいいかなー」とか思ってた自分を殴りたい。

キャストの皆さんが10代後半から20代前半まで演じてるのもすごい。ちゃんと若くてだんだん年取っていくんだもん。

ストーリーもさることながら、見せ方が上手い映画だと思います。生々しいけど爽やかというか。物語も中だるみがないし。音楽もマッチしてるし。

失礼な話だけどこんなに面白いと思わなかった!

きっと、星のせいじゃない』も録画してあるのでその内観ます。

今2回目観てるので箇条書きネタバレ感想は追記で。(書きたい)

 

・薬局で会ったルビーが一生の親友になってて嬉しかった。

・グレッグ最初から名前出てて評判悪くてワロタ。

・でも、そもそものすれ違いはロージーがキスしたの忘れちゃったからなんだなー。辛い。辛すぎる。いやでもお前ら最初っから素直になれよ。すれ違いにも程があるわ!(涙)

・でも周りの方が明らかにわかってたんだよね。2人がお似合いだって。

・アレックス手大きいなあ。ロージー手小さいなあ。

・自戒も込めてあんまり楽しくない結婚関係の体験談もよく読んでるし、残念ながら身近でも楽しくないことが実際にあったりするけど、だからこそフィクションくらいはこれくらい幸せでもいいよねと思った…。いや、ものすごくすれ違ってるんですけどね。色々大変でしたけどね。

・道が分かれてもお互いに幸せだったらそれで良かったんだけど、残念ながらそうじゃなかったんだなあ。何でそこまで上手く行ってないのに妊娠までしてるねんとは思うけど。

(違う違う。これ相手の浮気のせいだからアレックス悪くなかった)

・アレックスがロージーを呼んだのは助けてほしかったのかな…。

・あれだけすれ違ってたらグレッグに再び引っかかってしまう気持ちもわからないではない。手紙も気まぐれで送ったとは言ってたけど、やっぱり何か期待してたから送ったんじゃないかなー。

・一番泣いたのはホテルで2人が再会したところだけど、その前もちょこちょこ泣いてました。アレックスが電話口ではロージーに向かって「親になる覚悟がなかった」と言ってるけど、その後ろではちゃんと子供部屋が用意されてるところとか。

・ロージーのお父さんめっちゃ素敵だった。ゆえに、旅に出る時にフラグを感じてしまいました…。

・手紙はなあ…手紙はああいう危険性があるからおすすめしないぞ!(何が)

・主人公が髪を切った時に「これか!」と思ったけど、まだそこで終わりじゃなかった。

・アレックスはスピーチを聞いた時に「あ、こいつ本当に覚えてない」とやっと思ったのかな。いや、スピーチの時は試されてるのかと思って、ケイティを交えて話してる時にやっと確信したのかも。

・「お互いに納得してる」という言葉に重ねた年月を感じました。

・ベサニー、トップモデルだったろうし結婚してすぐ離婚したらマスコミ対応が大変だったろうな。芸能界ならよくあることと言えばあることだけども。

・自分が年食ったせいか、登場人物が歳を重ねてからの方が色々胸にぐっと来ました。

・大人になったアレックスが学生時代に8年片想いしてた人に似ててセンチメンタルな気持ちになりました。(完全な余談)