ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

キャラメルボックス『クロノス・ジョウンターの伝説』・2

(特に前置きなく続き)

音楽は理一郎さんの曲を昨年iTSで買ってたんですけど、ちゃんと予習できました! 実際にお芝居の中で流れたら恰好良すぎてどうしようかと思った。『CROSS』やばいあれやばい。

ダンス&パフォーマンスシーンもすごかったし!(毎回毎回すごかったしか言えなくてごめんなさい悦子先生) 『フォーゲット~』の方のダンスシーンは役者の皆様がPerfumeばりの動きに見えましたよマジで。『きみぼく』は本当にすごかった…。ちゃんと時計だし、ちゃんとスパイラルだし。

しっかしまあ、キャラメルボックスって本当にすごい集団だなあと。『クロノス』は『クロノス』で役者さんの役がスライドしてたわけですが、『きみぼく』は『きみぼく』でスライドしてるわけで。その大黒柱がそれぞれにあるのがすごいというか。そして、両方に出ている人は出ているわけで。

そもそもこの2時間×2本のお芝居を全く同じキャストでやろうと思って実際にやってることが本当にすごいわけであり。すごいしか言えない自分の語彙力の貧困さが辛いんですけど…。

ところで、今回のダブルチャレンジって加藤さんの『観終わってから読んで下さい』を読んだところ、どうも役者さんの方から提案されたってことなんでしょうか。最初は数人だけが同じ役で出る予定だったのかな。

いやー、でも、ダブルチャレンジの発表がされた直後は「キャラメルボックス攻めるなあ! 大丈夫なの!?」って本気で心配したんですけど、2本とも観終わった今ではダブルチャレンジにとても意味があったなとしみじみしています。

あとねー、生観劇に行きだしたのがここ数年で、最初のクロノスシリーズはDVDでしか触れられなかったので、『クロノス・ジョウンターの伝説』の世界に今このタイミングでどっぷりと浸かれているのがすごく嬉しかったり。

あんまり作品に直接関係のない感想ばかりで申し訳ないんですけど、生観劇って本当に麻薬みたいなんですよね(演劇に限らないけど)。私がキャラメルに求めるものって、たぶん「(泣くでも笑うでもいいから)わけもわからず感情を揺さぶられたい」ってことかなと最近思ったんですけど、生観劇で感情を揺さぶられる感覚がもはや気持ちいいんですよ(笑)。

例えば泣く方だったら、舞台を見て泣きたいんじゃなくて、「この涙が出ている理由が自分でも全くわからないんだけど涙が止まらない」くらいまで揺さぶってほしいんです。(実際『きみぼく』でそれくらい揺さぶられました)

前回の感想に書いた「好きな登場人物にはひどい目に遭ってほしい」もそこに繋がるような気がする…。あ、でも笑う方でもいいんですよ! ときめきとかでも!

だから、まあ、何が書きたいのかわからなくなってきたけど、好きなものはできる限り生で見て下さいね、ってことでしょうか。あー、畑中さん観たい…。東京遠い…。

作品について全然書けてないのでまだ続きます。