ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

IN A LIFETIME 2016 行ってきました。

生きてる間に一度は行きたかったGRAPEVINE×TRICERATOPS

今まで何回か対バンはされてるんですけど、遠かったので行ける機会がなくて毎回親指を噛み締めてたんです(苦笑)。

今回は何とIN A LIFETIME(アルバム曲順再現ライヴ)企画で、両者とも1st再現で、しかもツアーということで発表された時から「行くしかない!!」と思い、一般発売日の午前10時にパソコンの前でF5を連打しながら必死でチケットを取りました。

ちなみにどちらのバンドも大好きなんですが、TRICERATOPSはオリジナルアルバムを全部持ってて、GRAPEVINEは思いの外ハイペースでアルバムが出るので買ったりレンタルだったり(最近のはシングル曲しかチェックできてない)。そして実はバインの1stはまだ聴いたことがなくて、聴いてから行くかギリギリまで悩んで結局聴かずに行きました。(何曲かは知ってたけど)

ライヴ参加はトライセラが2年ぶりでバインは何と5年ぶりでした。トライセラは和田君結婚直後に行きたかったんだけどタイミングが合わなくて(涙)、バインのライヴも行きたかったんだけどアルバム聴かずに行くのに気が引けまして…。こんなこと言うと怒られそうだけど、GRAPEVINEって曲を知らなくてもライヴで圧倒されるから好きなんです。でも聴かずに来たのが田中さんにバレるとステージ上から毒吐かれるからw(割とバレる)

けど、行かなきゃだめだなと思いました。だって泣きまくったから。何でこの数年行かなかったんだろうって自分に何回も問いかけたから。もう、あの、MCがほとんどなくて! 拍手すら許さない時もあって! ライティングが恐ろしいほど美しくて! 「そうだ、これがGRAPEVINEのライヴだ」って懐かしくて懐かしくて! けどバンドとしてはさらに熟成されてて! 田中さんも西川さんも亀井さんも金やんも勲さんも本当本当恰好良くて!

何かね、トライセラは心臓鷲掴みにされて上下左右に揺さぶられて全力で呼吸するって体感なんですけど、バインは心臓鷲掴みにされて微動だにできない呼吸も許されないみたいな体感なんです。もちろん、そのどちらもが好きという意味で。

バインのライヴに行かなかった5年の間に演劇にハマって観まくった今だから思ったけど、バインのライヴって演劇みたいだと思った。曲と曲の間(ま)とかライティングとかにすら物語性があるという。照らすだけじゃなくて陰影も上手く使ってくるというか。

今年はもう帰省でしか大阪に来ないらしいので(笑)、何とか来年からライヴに行く機会を見つけたいです。ちゃんと曲も聴いた上で。

もちろんトライセラもめちゃくちゃ楽しかったよ!! トライセラの1stは何回聴いたかわからないくらい聴いてます。そして大好きです。この時だから作れたであろう若さ全開のラブソング集が素晴らしいじゃないですか! でも甘いだけじゃないんだよ! 割とほろ苦さも入ってるんだよ! 私が特に好きなのは『Star Jet』と『アイ・ラブ・エスカレーター』です!(『アイ・ラブ・エスカレーター』直前に「今でも僕はほぼ同じようなことを思っています」と和田君が言ったのにぐっと来た)

ホールでトライセラを観たのがたぶん初めてでして。音としてはやっぱりライヴハウスの方が好きかなと感じたんですけど。何かね、ホールでもあの3人だけでできちゃうのがやっぱりこのバンド凄いんだなと思ったし、あと、きらきらしたライトに照らされてるトライセラがとても綺麗だった。ライヴハウスでももちろん照明は綺麗なんだけど、何というか、あんな上の方から照らされるのを初めて見たので。

あとホールの3階席だったのにめっちゃ汗かいた(笑)。流石にスタンディングほどではなかったけど、割と汗かいたよ! 和田君も汗だくで途中からジャケット脱いで長袖Tシャツの袖まくってて大変懐かしかったです。(田中さんもいつも通りの白シャツで途中から袖まくってて嬉しかった)

色々あったけど、今もこの3人で音楽を奏でてくれてるのがすごく嬉しい。

ものすごく誤解されそうだけど、(もちろん絶対解散してほしくないのが前提で)今だったら逆に解散発表されても何か納得してしまうような気がします。

今年行ったライヴのどれも本当によかったし楽しかったし、関西に来て下さった皆様に感謝してるし、(今年の)この先もまだライヴ行くけど、このライヴが今年で一番よかったんじゃないかなと思います。最高でした。ありがとうございました。

今日着けていったピアス。ピンが1本足りないけどご了承下さい(笑)。

何年も前に作ったものの着ける機会がなかったんですけど、まさかの出番が来て驚きでした。作ってよかった。

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