ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

キャラメルボックス『嵐になるまで待って』2016・4

これで最後まで書き切りたい所存。

ところでごめんなさい。『ゴールデンスランバー』めっちゃ楽しみです! 決してそれだけじゃないんだけどやっぱり畑中さん好きなんだああああ!!(ぴあのインタビューの写真を見て何かスイッチが入ってしまったらしい)

さて、広瀬教授。生きてる間に2日連続でお会いできてよかった西川さんの広瀬教授。もうね、好き!! 1日目のオープニングで広瀬教授が見えただけで泣いた! 「アイラビュー、ジョディ」がずっと生で観たかった! ブラジル人女性と国際結婚してて手話もできちゃう広瀬教授の今までの人生が気になる!

しかも笑いがパワーアップしてた。前記事でも少し書いたけど、ユーリも幸吉君も振り回されてましたね(笑)。でも、広瀬教授はちゃんと最初からユーリに向かって話しかけてるんですよ。幸吉君が勝手に答えてたし、ユーリも幸吉君に頼ってたけど。

やっぱり西川さんが舞台にいるとほっとする。何かこう、こちらを受け止めてくれるような気がして。舞台とか(音楽の)ライヴってやっぱり一方通行じゃないんだなというか。

あ、でも、よく役者さんが仰る「お客さんの反応」って演技しながらどういう風に見えるんだろう。舞台は客席が暗いけど、ちゃんと伝わるものなのかな。(前方席ならともかく、後方にいるといつも気になる。拍手ちゃんと届いてるかなとか)

次がチカちゃん。玲衣ちゃんのチカちゃんめっちゃ可愛かった…! そもそも玲衣ちゃんが大好きなのです。2回目観た時はダンスが目の前で嬉しかった。本当は(前にもちらっと書いたけど)玲衣ちゃんのユーリも見てみたかったりするんだけど、そうするとチカちゃんを誰がやるんだという話になるし、ユーリが玲衣ちゃんでチカちゃんが美咲ちゃんだと「…小学生?」みたいになるもんなー。(頭を抱える)

でも、(私が勝手に)役者さんを「想う側」と「想われる側」に分けたりするんですけど、玲衣ちゃんは「想う側」だと思うんです。だからユーリも似合うんじゃないかなと。もちろんチカちゃんもめっちゃよかったですよ! 本当に子役のベテランって感じでしたし、アフレコのシーンも本当にアフレコしてた。(そしてスイッチ入ったきりちゃんもすごかった)

舞台ってドラマと違って何歳の人が何歳を演じてもいい世界ではあるんだけど、でも色んな年代の役者さんが揃ってきて、ちゃんとそれぞれの役に合う役者さんを選ぶことができるキャラメルボックスって本当にすごいです。

あとは勝本君。相変わらず2年目に見えない山﨑君。2年目にしてゲストのクボカンさん(後述)と息ぴったりだった山﨑君。すげえ、あんたすげえよ…。いつ見ても爽やか好青年ですね本当に!(だからいつか悪役が見たい)

あの物語の中で勝本君は何を思ってたのかな。何だかんだと高杉さんを助けに行くし、優しいというか正義感が強いというか、ある意味主人公ポジションですよね。

そして津田さん。波多野さんに操られちゃうけど、波多野さんの秘密を明かすカギを握る人物でもあり。「波多野は何もしていない。していないんだ」のところ好きなんですよー、普段が割と明るい人なので余計とね。なので関根君が配役されたのは納得というか。こちらはこちらでゲストの一色洋平さんとばっちりのコンビでした(同い年でしたっけ?)。関根君も舞台にいると何かほっとする役者さんです。手話の前説もすごかった。

最後に滝島さん。演じたのは、クロムモリブデンからゲストでいらっしゃった久保貫太郎さん。生で拝見するのは初めてでしたが、『さよならノーチラス号』2009年版を何回か観ています。それだけでくっきりはっきり覚えてしまう役者さんで、「誰だっけ?」「どんな人だっけ?」とかならない。伝説(?)の苗字言い間違いで、あの岡田達也さんさえ振り回す(笑)。

そんなクボカンさんが滝島さんということで、今までとは全く違った感じになるんだろうなあとは思っていましたが、意外と根っこの部分は同じだったような気がする。もちろんめちゃくちゃ笑わせてくるし実際面白いし、ふざけているようにも見えるけど、でもちゃんと「知っている滝島さん」だったというか。

滝島さんも何だかんだ言って、色々な人のことをちゃんと想ってくれてるからなあ。

高杉さんは前の前の記事に書きました! ので、これで全員かな。

DVDも含めて3パターン観た『嵐になるまで待って』ですが、どれかがベストではなく、どれもそれぞれベストの気がする。一番は決められないです。

なので、またいつか新しい『嵐になるまで待って』を観たいですね。その時はまた劇場に行きたいです。

何となくだけど、有坂さんと鍛治本君が上げていらっしゃった劇場の写真を観て、私としてはこのお芝居をサンケイホールブリーゼで観られてよかったなと思いました。