ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『428~封鎖された渋谷で~』

が面白過ぎてPSPのバッテリーがすごい勢いでなくなります。

サウンドノベルというジャンルは『弟切草』や『かまいたちの夜』の頃からおなじみですが、私怖いのがだめなので(『かまいたち』は雪女編ならセーフ、スパイ編はぎりぎり大丈夫)、一番好きなのは『街』でした(『街』も市川さんシナリオは怖かったけど)。当時、セガサターン版を友達と毎日のように攻略しておりました。全部エンディング見ましたよ。その後、PS版も買ってやりました。

『街』の続編を社会に出てからもずっと待っていたのですが、色々な事情で厳しかったらしく結局出ないままで。で、『428』が正当な後継作であることは発売当時から知っていたのですが何となく手が出なくて、友達に借りる機会もあったのにやらないまま返しちゃって、自分で買ってようやく手を付けた次第です。

『街』と『428』の何が好きって実写です! やっぱり二次元より三次元が好き(単に「より好き」ってだけで否定ではないですよ)。リアルな役者さんの息遣いまで聞こえそうなこのビジュアルが好きなのです。役者さんは撮影の仕方が普段と全然違って大変だったようですが。

『街』で言うと雨宮桂馬がいつもコーヒー牛乳飲んでたりとか、高峰隆士がジタン(煙草の銘柄)吸ってたりとか、そういうのを今でも覚えているのは画面の中で実際に役者さんがやってくれてたからだと思うし。細井美子のダイエットの話だって、シルエットでやってたらそんなにインパクトなかっただろうし。

ジタンといえば『428』の御法川さんが吸ってて何かすごく嬉しかったり。『428』で一番好きなのは御法川さんかも。最初はそうでもなかったのに、だんだん恰好良く見えてきてそろそろときめいてきた。いや、マジで。この感覚が懐かしい。(『街』でも桂馬とか正志に対してそうだった)

『428』の現在の進み具合は14時~15時です。システム的にも洗練されてるし、タイムチャートも見やすいし、選択肢も同じ時間帯しか影響を与えないとか、ゲームとしてやりやすくなって素晴らしいですね! 難易度が高いのと理不尽は違うと思うので、整備できる部分はしてほしいと思う派です。

続編じゃなくてもいいから、また後継作出してほしいなあ。