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何か…よかった。難病ものなので「観て!」とは高らかに言いにくいけど、私は観てよかった。
言葉にすると薄っぺらくなりそうなので難しいけど。
すごく悲しい物語なんだけど、必要以上に悲しく描いてないです。淡々と進んでいくのが逆に悲しいみたいな。
でも、でもね、一番最後のカットの主人公の一言が未来を感じるんです。
よかった、って思うんです。
という物語。
主演の男の子の方のアンセル・エルゴートさん、『ベイビー・ドライバー』で主演やったんですね! やはり映画館行けばよかったか…。
作家役のウィレム・デフォーさんが全然ウィレムさんだとわからなくて流石でした。(上手い人だなー、と思いながら観てた)
ちょっとここからネタバレ注意。
主人公(ヘイゼル)に共感して観てたから、オーガスタス(アンセル君)に対して「いや、でもあんたもう助かった側やろ?」って思ってたんです。ごめん。
ヘイゼルもそういう所あったよね? たぶん。
それがひっくり返っちゃった時の、傲り…じゃないけど、何かそういうのに気付くというか。
そして、今まで色々助けてくれていた相手に何ができるのか。
もし私にそういうことが起きたら何ができるだろう。
と考えたりしました。たぶんあんまりできない。