(2014年再演の感想は2014年10月にあります)
(ネタバレ注意)
サポーターズスタンバイで行ってきました!
そしたら大阪初日だったので初日割(初日の半券持ってる人はその公演の次回以降の当日券が半額で買える。1人1回。本人でなくても可。予約不可)がもらえて、同居人さんを誘ってみたら乗り気だったので急遽合流することになりました。(土日関係なくて夜勤ありの仕事なのでチケット取る時には誘えなかった)
同居人さんとは2014年の再演を台風の中、一緒に観に行って、帰りに焼肉屋さんで感想を熱く語った仲です。同居人さんはあまりキャラメル行かないのですが、『無伴奏ソナタ』は海外原作なので好きそうだなと思って誘って、実際めちゃくちゃ感動してくれて嬉しかった限り。(映画とか海外小説はとても好きなので他の公演の話をしても理解は早いです)
ちなみに今は帰りにもらった多田君の「キャラメルボックス入団通算1000ステージ記念しゃべり倒し60分CD」を聴いてます。役者さんが自分の演じた作品を振り返ってるのすごく好きなんだけど(キャラメルの座談会とか)、本当は作品だけで語るべきだと思ってるのかなあやっぱり。
って思ってたら、多田君が「『バイ・バイ・ブラックバード』早く再演すればいいのに。自分の出た作品で5本の指に入るくらい好き」(要約)って言ってて「私もそう思うーーー!!」って心の中で絶叫してました。やばいめっちゃ嬉しい。私の中のベストオブ多田君は、『ヒトミ』2014年版の小沢君、『クロノス』2015年版の頼人、そして『バイ・バイ・ブラックバード』の真鍋君が常にせめぎ合ってます。1番決められない。
『バイ・バイ・ブラックバード』再演するなら多田君は先生(初演の大内さんの役)がいいなあ。さてヒロインは誰だ。
そしてツイッターにも書いたけど朗読のコーナーすごすぎてやばい。私、多田君の声のお仕事も大好きなんだよ!
作品の感想書けよ、って話ですね。いや、でも明日も行くし。
4年ぶりの『無伴奏ソナタ』、痛いシーンもあるし、自分でも観てどうなるのか全然わからなかったんです。前記事でも書いたけど、観るのちょっと怖かったし。
でも、工事現場で『シュガーの歌』が歌われるところとラストシーンで号泣しまして。けど、何で泣いたかの理由が自分でもわからない。2014年も泣いたけど、ここまでじゃなかった気がする。
キャストさんも大体変わられましたが、みんながみんなハマリ役でした。カレンもオリビアもポールもリンダもジョーもブライアンもギレルモもみんな好き。本当に好き。(初演・再演キャストが好きという前提で)
そして石橋さんのウォッチャー、また観られる日が来るなんて夢にも思わなかった。『鍵泥棒のメソッド』の新人ステージでのコンドウさんはあんなに可愛かったのに! まさかまた震え上がる日が来るなんて。でも、観ることができてよかった。今回のウォッチャーは前より何か優しかった気がする。いや、やってることは微塵も優しくないんだけど。
クリスチャンはあれで幸せだったのかなあ…。
例えば私が感想や創作を書くことを禁じられたら…死ぬな、うん。(結論出た)
あー、だからさー、リスナー、何で渡したんだよー。(責めてるんじゃなくて理由が知りたい)
クリスチャンが最初に弾く曲は頑張って聴いてるんだけどいまいちわかってない…。(『シュガーの歌』と部分的にメロディーが同じって聞いた気がする)
うああああ、あとこれ書かないと! 最初のパフォーマンス! 再演と全然違うやん! びっくりしましたってば!
だって、だってね、再演のハンドベルの時は、「どんな状況でもクリスチャンは自分を貫いて生きていく」みたいな印象だったの。けど今回って真逆やん。クリスチャンが指揮しようとしてるのに誰も従ってくれない。結局みんな自分を置いて去っていってしまう。
何でこんな風にしたんだろうって思うわけです。
だって、本編では登場人物は大体みんなクリスチャンのこと大好きだったから。こんな風に置いていくなんて誰も望んでなかったから。
音楽に置いていかれた…? 違うよなあ。
自分を傲慢だと思っていたクリスチャンを表している…とか? みんな大事に思っていてくれたのに、気付けなかったんだよね、たぶん。
今回やっと気付いたんだけど、上手く言えないんだけど、クリスチャンって最初は独りよがりの音楽をやってて(メイカー時代はあまりにも特殊な生い立ちなのでまた別の話だけど)、それで自分を好きでいてくれる人達をちょっと不幸にしてしまって、けど、工事現場で他の人と一緒に音楽をやることをやっと知って。
…それか? もしかしてそれなのか? リスナーが言いたかった「欠けてるもの」って。上手く言えないけど。
そういえば明日のチケットは買ってあるんですけど、偶然にも今日買った席が明日と同じ席でした。運命を感じました。