（全力でネタバレ注意）
（主観的な感想以外の何者でもありません）
何から書いていいか悩んでるけど考え出すと止まらなくなって、昨夜はなかなか寝付けませんでした。頭痛くて変な時間に寝たせいもあったけど、暗い中で目をつむると、このお芝居のことばっかり浮かぶんですよ。
でも、真面目なことも考えてるけど一番頭に浮かぶシーンは（台詞うろ覚え）、
リンダ「そ、そうなんだ。じゃあ、貴方から誘いたくなったら誘ってね。あ、ジョーが呼んでる。それじゃ！ あはは…あはは…あはは…お待たせ☆」
ジョー「呼んでねえよ！」
だったりします（笑）。ここめっちゃ好きです。真実ちゃん可愛すぎるし、達也さんのツッコミのタイミングがぴったりすぎる。このお二人って共演はあってもコンビとしては見たことないですよね？ あ、いや、ある！ 『竜馬』2016年のバカップル夫婦か！ そうか、あれか！（でも何故か大内さんとの方が記憶に強く残ってる）
だから真実ちゃんって実はめっちゃすごいんじゃないかと思って。『鍵泥棒のメソッド』の時も相手役が石橋さんだったもんなあ。今回のウォッチャーやで、マジか。（『BREATH』の鍛治本君との恋人役も好きでしたというか今も好き）
達也さんは達也さんですごかったなあ。『無伴奏ソナタ』に出演と聞いて全然想像つかなかったんだけど、これ以上なく世界に溶け込んでおられました。もちろん存在感はあるけど、それはあくまでその世界を支えるためであったというか。あと多田君としっかり絡んでいるのがとても久しぶりなのでそれも嬉しかったし。え、もしかして『鍵泥棒のメソッド』（2014）以来？
達也さんと言えば今回のリスナーなんですけど、達也さんのリスナーは満場一致で悪人顔でしたね（すみませんすみません）。なのでレコーダーを渡した理由が、友達は「『ワシが育てた』をやりたかったんじゃないか」で、「あー、なるほど！」と思った次第。
で、2014年と今年のを1回ずつ観た同居人さんは、「レコーダーを渡すところまでが実は仕事なんじゃないか」説を押してました（メイカーを試してる的な）。でないと、禁を犯したメイカーが頻繁すぎるから。ギレルモが見た人と、ウォッチャーと、クリスチャン。「あー、確かに！」ってなった。
私個人としては、2014年の小多田君リスナーが割と真摯な態度っぽかったので、「そこまでしてでも渡さなきゃいけない理由」があってほしい人です。だって2014年にも書いたけど絶対断罪されてるやん。（仕事だったら断罪されないだろうけど）
ていうかクリスチャンもオリビアもポールも可哀想すぎたんだよー！（涙） あの森で3人で平和に暮らしてほしかったんだー！
世界に溶け込んでるといえば、今回、さつきさんから役を受け取った筒井君もめっちゃ世界に溶け込んでました。ブライアンめっちゃ恰好良かった。ピアノを聴きに来た客の時こそいつもの筒井君ぽく笑いを取ってたけど（あそこ一切動じない多田君がすごい）、それ以外の時は本当に恰好良かったというか、『無伴奏ソナタ』という世界の一部だった。冒頭の、クリスチャンをメイカーにするから政府が引き取ると両親に淡々と告げる時とか、そういう世界だったもん。
ブライアンはすっごい良い人だった…。
あ、じゃあリレー的にさつきさん。役がスライドしてカレン＝クリスチャンのお母さんになられました。私、カレンに限らずさつきさんのお母さん役すっごい好きなんですよ！ 愛に溢れてるから！
今回、ラストシーンでアホほど号泣したけど、それはクリスチャンの後ろにカレンが最初に出てくるからでした。カレンが見えた瞬間に泣くしかなかった。だって会いたかったに決まってるもん…。
あっ、あと早替えすごかった。最初のパフォーマンス終わって普通にカレンとして出てきて語り出して引き込まれるけど、我に返った時に「あれ？ 何秒で着替えた？」っていうレベルでした。（途中でハケてはおられるんだろうけどそれでも長くはない）
今回ねー、クリスチャンをメイカーにするしないでカレンと話し合ってた時のリチャードが2014年版とちょっと違ったように見えたんですけど、どうでしょう。何となく、2014年は本当にクリスチャンのためを思って言ってるぽかったし、今回もそれはそうなんだけど、リチャードは昔、何かを諦めたのかなあと。というか、もしかしてかなり強い意志でメイカーになりたかったんじゃないかと。そういう風に見えたんですけど。
なので今回のリチャードとカレンは、クリスチャンが政府に引き取られた5年後、彼の曲をオーケストラでやる頃には実は離婚してるんじゃ、とも思ったりした。同じオーケストラには所属してるけども。
このままの流れで山﨑君山﨑君！ 毎年言ってるけどあなた本当に4年目なのか！（真実ちゃんも美咲ちゃんもだけど） 見えないよ！ 1年目から既にめっちゃ上手かったよ！ うちの同居人さんが普通にベテランさんだと思ってたよ！
やっぱり山﨑君はポールとかキースとかそういう素直な役が好きだなあ。めっちゃ似合ってる。ポールもめっちゃいい奴なんだけど、キースがリンダのためにクリスチャン連れてきてくれるじゃないですか。キースもリンダ好きなはずなのに。「俺みたいに見てるだけでいい奴もいるんだよ」って言ってたけど、そうは言っても近付けたら嬉しいだろうに。っていうところが山﨑君にぴったりだと思ったのです。
『トリツカレ男』のジュゼッペやろうよ。絶対似合うよ。
大体2000字くらいで1記事にしようと思ってるので、今回はこの辺で。ていうか、締めが全く思い付かないのですがどうすれば。
