ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『LUPIN the Third -峰不二子という女-』

※注:ネタバレしてます。

公式サイト→ http://fujiko.tv/

元々ルパンは好きだったんですけど、後期はギャグに走りがちだったり映画版もあまり面白くなかったのでちょっと離れてしまってて。不二子ちゃんのキャラも、どんどんよくわからないことになってたし。

今年になって『峰不二子という女』の存在を知って、観ようと思ったら関西は安定の1期遅れでした…。

まあ観れたからいいや!

というわけで最終回まで観ました。

めちゃくちゃ面白かったです。

最近のアニメの中では1・2を争うくらい好きかも。(争ってるのは『ちはやふる』)

キャラは(見た目も中身も)みんな恰好良いし、お話も恰好良いし、絵は綺麗だし、声優さんもみんなすごく合ってるし、主題歌もOPもEDもめちゃくちゃ良かったし。OPが語りとか反則だろう。

個人的には、栗田貫一さんでここまで「シリアスで恰好良いルパン」を見ることができて大満足。物真似スタートだったから、どうしても山田さんと比べたりしてしまっていたじゃないですか。でも、このシリーズでは完全に「栗田さん=ルパン」だったと思うのですね。

ずーっと「峰不二子」ってフルネームで呼んでて、最後の最後に「不二子ちゃーん」が来たことに感動したし痺れました。その後のオチも含めて最高です!

不二子と五ェ門と銭形警部は新キャストだったわけですが(沢城みゆきさんと浪川大輔さんと山寺宏一さん)、この御三方が全く違和感ないどころか期待以上でして。浪川さんの五ェ門は(いい意味で)全く違いがわからない、山寺さんの銭形警部はちょっと若返った感じ、沢城さんの不二子はちょっと可愛さが増した感じといいますか。

皆さんすごいんですけど、やっぱり沢城さんがすごいなーと。沢城さんって元々七色の声だと思ってるし好きというか尊敬してるんですけど。でも結構たくさんの作品に出演なされてて、「またかー」とか「合うのかな?」と思っても、実際に作品を観たらしっかりキャラに寄せてくるんですよね。そこが本当に凄いなといつも感じております。

お話は途中はすごく重くて、「本当にこんな終わり方だったらどうしよう…」と心配していましたが、最後に謎解きがされて「なるほどな!」と安心。

てかこのシリーズ、要するに「俺(ルパン)が不二子に惚れた理由(わけ)」だよねw

そういえば「オスカーめっちゃ好き!」と弟に言ったら「そんな気がしてたw」と返されました。変態好きの姉ですみません。

オスカー最後どうなったんやろ…1度は助かってて嬉しかったのに(涙)。2期とかに期待してもいいのかなあ。2期があってもいいような終わり方だったし。

そして最後に大事なことを。

こんなに恰好良い次元大介を観ることができて大満足ですーーー!! ありがとうございます! ルパンの中では昔から次元が最愛です! 天才ガンマンなんだけどちょいヘタレなところとか、女に優しくしてついつい貧乏くじ引いちゃうところとかが大好きなのです!

このシリーズを観続けることになった決定打が、次元が主人公になった2話ですから! 「次元をこれだけ恰好良く描いてくれるスタッフなら面白いに違いない」と!

次元だけ声優さんが変わらなかったことに賛否両論あったけど、次元が小林清志さんじゃなくなったら本当に泣くわ、私…。小林さんの次元でこのシリーズを観ることができて本当に良かったです。