ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

石切丸さんの聖地に行ってきました。

長い前置き。

友達の付き添いで安井金比羅宮に行ったことはありました。有名な京都の縁切り神社です。その神社の「人には一度に結べる縁の数が限られているから悪縁で占められていると良縁が来ない。なので悪縁を切って良縁を呼び込む」という考え方はとても好きです。

が、いかんせん怖すぎた。(検索して下さい)

正直、鳥居くぐっただけで気温が下がった様な気がするレベル。冬だったし余計に。

(霊感なんてものはある方ではないと思っているのですが、ホラー大好きな同居人さんが家の中で観たり読んだりすると、ホラー大嫌いな私が連日悪夢を見る話は定期的にお伝えしたい。2度ありました。2度目は実験的にこっそり読んでいたそうです。水晶を枕元に飾ったら見なくなった所が逆に嫌。なので「目に見えない何か」は存在します)

が、最近、何となく自分の人生がぱっとしない気がしてまして。いやまあ、確かにそんなにぱっとはしてないんだけど、ちょっとここ数年しんどいなと思ってて。それも何か特定できるものがある訳ではないんですよ。仕事もそんなに好きではないけど、我慢できない程ではないし多かれ少なかれは皆さんあるじゃないですか。

まあ、だからこれって「目に見えない何か」かなあ、と思って、ちょっと縁切りに行きたいと考えてたんです。

で、真っ先に思い浮かんだのがもちろん安井金比羅宮だったんですけど、あそこ怖いんだって。だから。

という話を同居人さんにしたら、「大阪にももう少し優しい縁切り神社あるらしいで」と聞きまして。検索したら色々出てくる。その中に、「石切さん」という単語が見えまして。

石切? 聞き覚えがある。東大阪? 近いやん。と、よくよく調べたら、何と『刀剣乱舞』でお世話になっている石切丸さんが奉納されている石切劔箭神社でした。えっ、石切丸さんってそんなに近くにいらっしゃったの!?

特に「病気との縁を切る」ご利益がある神社だそうです。

そして何と3/1までなら、本当の、刀剣としての石切丸さんが特別公開されているとのこと。マジで。行くしかない。

ということで、行ってまいりました。興奮してて5時に目が覚めたとか。(子供か)

石切丸さんが公開されている宝物殿は撮影禁止だったので、神社の外からの写真だけです。

こちら、本殿の前ではお百度参りも行えます。願掛けのために2つの石の間を反時計回りに回るのですが、絶対に百度回らないといけないわけではなく、自分の決めた回数を回ればよいとのこと。

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刀剣乱舞』に出てくる刀剣の本物を見に行くのが初めてだったので、どきどきしながら石切丸さんに会いに行ったのですが、宝物殿の配置の関係で、私の刀剣初拝観は小狐丸さんでした。小狐丸さんもこの神社にいらっしゃることに気付いたのは実はその時でした。美しかった…。思ったよりシュッとしてた。(関西の表現)

でも、小狐丸さんはまだうちの本丸にいないんだよな~。今年のパン祭り(シール集め)でもらおうか悩んだけど、維伝が素晴らし過ぎたので小烏丸さんにしたのです(小烏丸さんもうちの本丸にいなかった)。

今回何と、小烏丸さんも写しがいらっしゃいました! 小烏丸さんは逆に、思ってたより割としっかりした太刀。

山鳥毛さんも写しがいらっしゃったのですが、キャラとしても会ったことがないので全然知らなくて、刀剣として初めて拝観したのですが、炎のような刃文が美し過ぎでした。

そして、お目当ての石切丸さん。椅子置いてずっと眺めていたかった…。神々しかったですね。これは人を斬る道具じゃないわと感じました。神だよ、神話の世界だよ。(ステでもミュでも役者さんはみんな神を降ろしていると思っています)

いやー…すごい経験でした。めちゃめちゃ疲れたので帰りにお茶しました。絶対、私呼ばれたんだと思う。いや、マジで。