ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち

もうだいぶ日が経ってしまったのですが、チケット譲って頂いてライブビューイングで行ってまいりました。

そして未だに感想が書けません。誤解のないように先に申しますと、最高でした。一幕の最後で「えっ?????」ってなって、二幕大体泣いてて、クライマックスが号泣で、千秋楽だったので役者さんから最後の挨拶があって、坂本龍馬役の岡田達也さんの挨拶で崩れ落ちました。

この号泣具合がキャラメルボックスを観た時とよく似ていて、ネットで読んだ感想では「刀剣乱舞キャラメルボックス」って書いていらっしゃる方もいたので、今までの雰囲気とはちょっと違ったのかな。

そもそも私は『刀剣乱舞』を好きではあるけど、ゲームも舞台もミュージカルもにわかです。ガチ勢ではないです。舞台もミュージカルも公演数と会場の大きさに対してファンの数が多すぎるので、狭き門には最初から近寄りたくないんです。(刀剣乱舞に限らず)

なので、舞台もミュージカルも観られるところだけ映像(DVDやWOWOW放送など)で観ているだけです。一番好きなのはミュージカルの『結びの響、始まりの音』。友達の取ったチケットが余って私が真剣乱舞祭2018に行くことになって、予備知識のためにこの円盤を友達が貸してくれたのが始まりだったのです。後から4DX上映も行きました。

で、舞台もその友達が円盤貸してくれたり、日テレプラス(確か)やWOWOWとかで放送があったのでいくつか観ていましたが、正直好みじゃなかったんですよね。なので悲伝も録画してたけど全然観てなくて。(ちなみに脚本家の末満健一さんのTRUMPシリーズは大好きです。このブログでも感想めっちゃ書いてます)

全然伝わらない表現だけど、私は刀剣男士には戦隊であってほしいんですよ(映画は小林靖子さんなのもあって戦隊ぽかった)。戦隊のいがみ合いなら安心して見ていられるけど、仮面ライダーのいがみ合いだったんですね。ライダーは本気でいがみ合うじゃないですか。なので解釈違いだったんです。三日月さんもひたすら可哀想だし。

なので、実を言うと維伝も「岡田達也さんは出るけど…」と思いつつ行くかどうか悩んでて(ライビュのチケット当選したのにお金振り込むの忘れたくらいに)。あと、前述の友達が「維伝観るなら絶対悲伝を観てから行ってほしい」とわざわざメールをくれて。で、悲伝観たけど全然好みじゃなかったんです…。三日月さんもひたすら可哀想だし(2回目)。何も解決してないし。これ劇場で観た人たちが偉過ぎる。

と思ってたんだけど、維伝観てたら「悲伝観ておいて本当によかった…友達ありがとう(涙)」ってなりました。「末満さんが『大団円までやりたい』って言ってた」と友達に先に聞いてたのも大きかった。あとは、岡田達也さんの龍馬があまりにも評判がよいのもあったし。

とここまで書いて思ったけど、ちょっとずつしか言葉にできないなこれ。時間経つと忘れちゃうから早く書きたいんだけど。書けるかなあ。

とりあえず言いたいのは、役者さんみんな素晴らしかった!!

アンサンブルの皆様もスタッフの皆様もめちゃくちゃいい仕事してた!!

やっぱり幕末が好き!!

刀剣乱舞のゲームやっててよかった!! 岡田達也さんの演じる龍馬を観たことがあってよかった!! まさかこことそこが繋がるなんて夢にも思ってなかったもんな…本当に。

むっちゃん(陸奥守吉行)はミュージカルの時から好きだったので、「田村心君じゃない他の人が演じるむっちゃんかー…」と思っていたけど、蒼木陣君が素晴らし過ぎてびびった。身体能力も高いし(とにかく身軽)、龍馬との会話のシーンもなんかいちいち切なくて。蒼木君のむっちゃんの方がちょっと真面目でしたね。心君のむっちゃんと並んでほしい。

岡田達也さんの挨拶はただ一言「また逢おう」でした。キャラメルボックスファンなら泣くしかない一言。