ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

演劇集団キャラメルボックス クロノス・フェスティバル2023・3

(マジでしょっぱなからネタバレしてるのでお気を付け下さい)

(たぶん私にしかわからない超・個人的な感想です)

 

(ここからしばらくシリーズ全体の話を唐突にしています)

今日はずっとクロノスシリーズの世界のことを考えてたんですけど、やっぱり吹原さんって最後の跳躍を終えた後は消滅したんじゃないかな……?(一昨日の話の続き)

「いや、でもやっぱわからん」をずっと繰り返してるんですけど。でも、過去に跳んだ方の秋沢さんは消えたじゃないですか。で、たぶん青井さんも消えたっぽくない?

ただ、それだと「じゃあ何で仁科君は存在したままなの」ってことになるんだよなあ。仁科君は「自分の過去には干渉していないから」という仮説もあるけど。鈴谷先生は、「過去に跳んだ=ヒー兄ちゃんを助けることがそもそも歴史の一部だった」で、布川さんは「過去に跳んだけど存在に関わるほどの歴史干渉をしなかった」からセーフ?(※全部私の仮説です)

だから、『吹原和彦の軌跡』および『クロノス』は最後に来美子さんを助けた後で「過去に跳んだ」方の吹原さんは来美子さんの目の前で消えてしまって、そのすぐ後に会社から走ってきた吹原さんと再会したような気がするんだよな。(※全部私の仮説です)

仁科君が未来に飛んだ後の野方さんが、「仁科君が過去に跳んだ」記憶がない=杏子さんを助けたので青井さんが過去に跳ぶ理由がなくなった、って確か言ってたから、やっぱ消えたんちゃうかなあ……。青井さんは奨学金の関係で住島重工に入ることは決まってたから、社長になることは変わらなくて。

あ、だからね、吹原さんが飛ばなくなった世界でどうやってクロノス・ジョウンターが保存されたのかというと、唯一「吹原さんが未来から跳んできた」という記憶を持つ来美子さんが頑張ってくれたんじゃないかなとか。だって『あした あなた あいたい』に出てきた来美子さんは吹原さんが助けた後の来美子さんだもん。「来美子さんが助かった歴史」のその後にクロノス・ジョウンターがなくなってしまったら、また来美子さんが消滅してしまうというスパイラルになりません?

あと『クロノス・ビギンズ』のパンフレットでも軽く触れられてたけど、やっぱり少しパラレルなのかなとか。年表は1枚にまとめられてるけど、本当に「歴史」という1本の河の中に全てが存在しているのかというとちょっと違う気がするんじゃないかなと思ったりしてます。たまに共通のチェックポイントがあるんだけど、チェックポイントとチェックポイントの間には何本か支流があるというか。

理数系が苦手な人間がこんなこと考察したらあかんかったわ……(でもジャンルとして好きは好き)。原作をもっと読み込んだら色々わかるのかもしれない。そういえば、さっき原作を読み返してたら秋沢さんが幼児時代の布川さんを助けていたことに気付いて泣きました。秋沢さんが助けてなかったら圭ちゃんと会えてへんやんけ!!

 

だからね(何が)、今回のクロノス・フェスティバルって物語自体も集大成ぽかったし、さらに配役も「あえて今までクロノスシリーズで演じてきた役を彷彿とさせる」感じになってませんでした?(全員が全員ではないけど) 筆頭が美咲ちゃんと貴子さんで、きりちゃんと丈二さんもそうでしょ?

丈二さん、クロノス・ジョウンターに乗るのが初めてと仰ってて「あれ?」と思ったけど、あれはクロノス・スパイラルでしたね。そうだそうだ。

丈二さんと言えばさ! 『クロノス・ビギンズ』の主役なんですけどね!? まあ結構真面目な役でね!?

東京公演が終わった後で多田直人さんのインスタライブで「阿部丈二劇場」という言葉を目にしてたんですよ。その時はネタバレを伏せてくれてたんですけど、まあ何というかものすごく複雑な苦笑いをされてて「へー、楽しみだなー」と思ってたんです。

そらそうだわな!! そら筒井君も大千穐楽恒例一言挨拶で謝罪するわな!! いやいやあれは無理よ!? 同じ舞台に立ってても笑っちゃうよ!! 私達もあの場面だけ笑い過ぎて記憶が飛んでます!! 一緒に舞台上にいる役者さん達があまりにも可哀想!!(※めちゃくちゃ褒めてます)

本当に多田君がただの被害者でした(※めちゃくちゃ褒めてます)。でも、一緒に観に行った丈二さんファンのうちの妹と友達はめちゃくちゃ喜んでました。やっぱりああいう丈二さんを一場面は観たかったそうです。よかったです。いやわかる私もめちゃくちゃ好き。

劇場中があんなに笑ってたの私が観に行った中で一番かもしれない。力抜けるくらい笑ってたのに後半めちゃくちゃ恰好良いんですよ。寒暖差でグッピーが風邪ひくから!(温度とかテンションの差が激しいの意)

 

どうしようわけわからん感想ばっかり書いてる。とりあえず一旦ここまで。関根君が恰好良かったとか書きたい。

あああ、あとこれだけは書かないといけない!

やっぱりクロノスシリーズには鈴木理一郎さんの音楽が欠かせないのです! 『クロノス・ジョウンター』のイントロとか今聴いても全く色褪せてなくてめちゃくちゃ恰好良いんですけど!? 配信されてるから観に行った人全員聴いて下さい! 私もめちゃくちゃ聴いてる!