ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

ああ説明が下手な自分が憎い。

最近どうも活字に飢えているらしく、

1回読んでそれっきりだったドラゴンランス・シリーズを

かなりのハイスピードで再読しています。

大好きなんですけど、全6巻×2シリーズなので

なかなか思い立たないと読み返せなかったんですよ。

ちなみに私は活字好きではありますが、

読むのはほとんど小説です。良くも悪くも。

あとはスポーツ関係くらいですかね~。

木村元彦さんのユーゴ3部作とか。

(『悪者見山』『誇り』『オシムの言葉』)

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これは、私が愛してやまない

『Dungeon&Dragons』というTRPGを基にした小説らしいですが、

ゲームが原作と言いつつも

中身はとても重厚なファンタジーです。

書いた人が現代の方なので

指輪物語』と比べると幾分読みやすいですが、

そうは言っても内容は重いし深いです。

一番初めにルンさんに1巻を貸された時は、

難しくて半分も読めず、あっさり返しました。

しかし数年が経ってからもう一度チャレンジしてみると、

めちゃくちゃ面白いんですよ。

(2回読んだからって全部を理解できているわけではないですが…)

魔法は大して派手でもないのに

(この小説の舞台の世界は、魔法と信仰がかなり失われている)、

それ以外の要素でちゃんと派手なシーンがあるし、

もちろん泣かせるし、でも笑えるシーンもあるし。

最初に出たのは、それこそルンさんが中学生の時ですが、

ファンタジー流行に乗っかってハードカバー版が新たに出てます。

そのハードカバー版には、文庫版になかった細かい解説が載っているので

ちょっと集めたい気持ちがあるんですが…あるだけです(汗)。

シリーズは、戦記・伝説・英雄伝(外伝)とあり、

さらにここ数年に『夏の炎の竜』『魂の戦争』など色々出ているようです。

でも個人的には英雄伝まででいいかな…とか思ったり。

だって続編が出れば出るほど

登場人物が戦っても戦っても幸せにならないんですもん!(涙)

一応『夏の炎の竜』は読んだんですよ。

もうそこまででいいやと思いました。

私は戦記の主人公のタニスが一番好きなんですけど、

まさかさ…あんなことになるなんてさ。

この人だけには幸せでいてほしかった。

ずっとずっと悩んで戦って、ようやく幸せを掴んでいたのに。

訪れた平和な時間もすぐ潰されてしまって。

挙句の果てにそれかよ。

作者すごいよ。

でも泣いた。

とりあえず本気で面白いので、興味が湧いた方は是非。

図書館で借りるのでもいいですから。

D&Dオンラインやるなら先にこれ読め。(命令形かい)

あ、1つだけ注意。

イラストが受け付けないかもしれないですが、

読み続けたら慣れます!(笑)

(追記:すみません。このイラストの話は文庫版の方です)