ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『パラパル』感想。

パラパル』全部集めたー! でもほとんど古本屋です、ごめんなさい…。

いやー、このマンガ大好きだ。好き過ぎて、何から書いたらいいかわからないくらい好きです。谷川史子さん以外で少女漫画にこんなにハマったのは、実に久しぶりです。

読み直したら、やっぱりちょっと飛ばしてたりとかしてたし、連載の1回しか読んでいなかったので、読み直すと色々発見がありましたねー…たぶん。

さて、やっぱり主人公の小牧ちゃん大好き。この漫画にハマった要因の1つはなんと言っても小牧ちゃんです。性格も好きだけど顔が好みなのかもしれない。この漫画を読んだ直後に、小牧ちゃん(と黒川さん)の真似して前髪を短くしてみたけど、私には似合わないようで撃沈しました…もうやらない。

そして、何と言っても鶴見君! 理想の男性像はいくつかありますが、その内の1つと言っても過言ではない鶴見君です。一見ぶっきらぼうだけど実は優しい…とか、はいツボです夢見過ぎですみません本当にすみません。

そういや単行本のおまけページ?で読者さんのリクエストにより鶴見君がメガネをかけていたんですが、ちょっと目つきの悪い与倉(現在連載中『はしたなくてごめん』のキャラ)でした…。あー、与倉も好きさ大好きだよ!(何故か逆ギレ)

ストーリーもあんまり一件落着で終わるタイミングがなくて、常に次への伏線が張ってある感じだったので、毎回「次はどうなるんだ?」と楽しみで仕方なくなる作品でした。後半というか最終回付近は常に修羅場だったので、そりゃもう読まずにはいられないですよ。

ちなみに私は連載しか読んでいなかったので、タイトルの意味は本当の最後の最後に知って感動で鳥肌が立ちました。今の時代ではWIKIとか見れば載っちゃってますし、単行本の1巻で作者さん自ら意味を書いておられましたが、個人的には知らなくてよかったです。

ちょっと考えればわかるような気もしますが、私は最初から最後までタイトルの意味がわからなかったんですよね。(語呂とか面白いなー、とは思ってたけど)

しかし、このややSF的な設定(人間の脳に宇宙人が寄生して、寄生された人は五感のどれかが人間離れしてよくなる)を綺麗に恋愛要素および少女漫画に絡めたなあ。本当にすごいです。

ネタバレなしで感想を書こうと思ったんですが、やっぱり難しいのであとは追記で。たぶん、ほとんどキャラの感想になってると思います。

 

 

ということでキャラの感想。

・小牧ちゃん

とりあえず可愛かった。鶴見君とくっついて本当によかった…!

黒川さんほどヘヴィではないけど、小牧ちゃんも色々ありましたしね。

・鶴見君

ぶっきらぼうな前半も好きだけど、やっぱり自分の色恋に目覚めてからの後半が萌え過ぎです。最終巻の鶴見君は本当にたまらん可愛すぎです。

・黒川さん

私は共感できる方でした(できるできないが真っ二つだったらしい)。一言で言うと、似たような経験とか想いとかがあるかどうかでしょうね。

たぶん男女の区別だけじゃなくて善悪の区別もついてなかったんだろうなー、と。小牧ちゃんに対してやろうとしたことは絶対やってはいけないことだけど、気持ちはわかる。

・四条君

最初は全然好きじゃなかったんですけど(小牧ちゃんと鶴見君の恋路を邪魔してるし)、「ごめん萌絵、赤ちゃんは諦めて」のシーン辺りからぐぐっと好きになってきました。あ、そういや私ヘタレ萌えだったorz

最終回での(木場さんに)「彼氏はだいじょうぶ?」の一言に「そんな気遣いができるようになったなんて、すごく成長したんだなあ…」としみじみしました。

・ハナちゃん

好きといえば好きだったけど、思い入れがあるかと訊かれるとそうではない難しいキャラでした。裏沼ちゃんとの掛け合いが始まる辺りからは好きなんですけど、私たぶん人間味がないとかとっつきにくいキャラが苦手なんだな…きっと。

・裏沼ちゃん

単行本を読んで知ったんですが、変態とか犯罪とかひどい言われようだったそうです(笑)。ちなみに私は大好きでした。そして鶴見君の子孫なんだから、鶴見君も裏沼ちゃんも好きで当たり前か…はっはっは。

中身は17歳だったんですね、若いな! ハナちゃんと同い年くらいだと思ってました。あー、でも第1位のファースト(いわゆる男)だもんな。若いから第1位なのか。

ちなみに、最初は裏沼ちゃんが悪のラスボスなのかなと推測してました(笑)。いや決してバトル漫画じゃないんですけど、なんか悪役っぽいニヤリ顔してたんですもん。

あー、ところでタイムパラドックスって起きちゃっていいんでしょうか? あの辺の説明が完全に理解できていないんですが…。

えーと、実際に寄生したのは高校の屋上で、でも既に皆の中には入っていたから体の中で数年遡って…ってここまでは合ってるでしょうか?

で、既に皆の中に入っていたのは既に寄生されていたからで…既に寄生されてしまっていたのは裏沼ちゃんが無理やり調査船に乗り込んで軌道が狂っちゃってちょっと未来に飛んじゃったからで…あー、難しくなってきた。

つまりあれか。高校の屋上に飛んできたのはタイムトラベル、体の中で時を遡っちゃったのはタイムリープ高畑京一郎氏的な)と考えればいいのだろうか。

そうだとしても、時を過ごして再び高校の屋上に来て、飛んできた彼ら(自分)と入れ替わりに帰って…そしたら飛んできた彼らは体に入って衝撃で過去に遡って、あれ?

いや、これで正しい歴史になるのか? 過去に入ってくれないと、この『現在』も起きないわけだから…これで合ってるんだろうか。でも裏沼ちゃんはループのできあがりとか言ってたしな…やっぱわからん。

気が向いたら追記するかもです。が、一応ここで終わり。なんて半端な。