ちょっとタイミングを逃していたので、見に行くか悩んでいましたが、「ゴーカイジャーの新しい姿を見られるのもとりあえずこれが最後だしなー（VSはあるけど）」と思って、行ってきました。
実を言うと、予告編を見た時から「大丈夫かなー」と思ったり、チラシのあらすじを見ても何も伝わってこなくて心配してたので、ハードルはかなり低めでして。なので、思っていたより楽しかったです。
ということで、箇条書きで感想を。
※最近のライダーはわからないので、完全に戦隊寄りです。
※先に映画の感想を簡潔に書いちゃうと、「キャラが好きだから観て後悔はないけど、作品の完成度はそんなに高くない…」といった感じ。すみません。
※超ネタバレしてます、注意。
・とりあえずジョーさんが主人公！ ジョーさんが好きな人はDVDレンタルでもいいから観とけ！ 観た方が絶対得するぞ！
・悪（っぽいだけど、あくまで）のマーベラスさんもいい！ 今作の見所は「マーベラスさんに翻弄されるジョーさん」。5人がもっと全力でマベさんを止めに行ってもよかったなあ。でも、マベさんの「俺がお前達に嘘をついたことがあるか！？」には痺れた。
・本編ではあまりなかったジョー＆ハカセという組み合わせが見れて嬉しい！ ジョーさんは意外と根は熱い人で、ハカセは意外と根は冷静なんだよなー。これはこれでいい組み合わせだと思った。そして、めっちゃハカセを応援した。戦隊＆ライダーの運命は君にかかっているぞ！
・ワルズ・ギル殿下も相変わらず過ぎて…！ めちゃくちゃ笑ったけど、お父さん（陛下）の気持ちを考えると泣けました。ファイナルライブでもそうだったけど、殿下ちょっと便利に使われすぎだろう！ 出てきただけで笑いが取れるとか！（苦笑） いろんな人に愛されてるが故だと思うけど！
・『ディケイド』は全然わからないけど、海東さんというあのキャラは大好き！（アンクも映画だけ観て好きだったなー） 士（ディケイドの主人公）との関係も何か萌えだったし、ていうか（海東さんが士に対して）ツンデレ以外の何者でもない。
あと、映士君（オーズの主人公）も相変わらず恰好よかった。変身前はちょっとぽやっとして見えるのにね。怪力ヒロインとの関係が好きです。
・過去に行くのにデンライナーが出てきたのは嬉しかったなあ。イマジン4人衆やナオミちゃんやオーナーも全く変わってなくて感動した。『電王』途中までは面白かったんだけどな…。あと、流石に佐藤健君は出られなかったか。（ちょっと期待してたけど）
・まあ、事件の真相としては「そうだろうなー」って感じだったけど、それならそれで発端をちゃんと描いてほしかったなと。ちょっとした回想シーンでもいいから。だって、あの2人が騙されるほどの何かを言われたってことでしょ？
まあ、あえて騙されてたんだろうけど、それならそれで尚更。だってマベさんと士がどこで気付いて協力しようと思ったのか、想像すると熱いじゃないですか！ そこを想像じゃなくてちゃんと作品で見たかったんですよ！
・オールスターだから1人1人の出演時間が少ないのは仕方ないなー、とは思ってたけど、それでももう少し脚本は練ってほしかったです。特に、マベさんの「アカレンジャーが知っている」の下り。全部マベさんの1人芝居かよ…マベさんはどうやって過去に行ったんだよ…。ジョーさんも、マベさんが時間稼ぎしてくれてるんだからとっとと行けよ！（ジョーさんのせいちゃうけど）
・ロボじゃないクライマックスバトルで、せっかくゴーカイジャーがライダーに変身したのに、やることはバズーカ発射だけかー！ 確かに「ライダーキー、セット！」には鳥肌が立ったけど！
・ロボバトルはフォーゼ＆ゴーバスターズだったんですね。予告で見た時はずっとマーベラスさんだと思ってた…。現行ライダー＆戦隊ですよね、ちょっと考えたらわかることでした（汗)。
ゴーバスターズもかなり好きになってきましたよ！ 本編も面白くなってきたし、主人公3人も好きだし、バディロイドも個性豊かで可愛いし、でもアクションは渋いというそのギャップが何かいいです。
リュウさん（ブルー）の地面叩き付けも、いつ来るのかだんだん楽しみになってきました。恰好いいんだもん。この技はゴーバスの象徴だと思います。あと今作では、カブトとヒロム（レッド）の超スピード対決が見れたのも熱かった！
そういう意味でも観に行ってよかったです。この映画を観たから、もっと『ゴーバスターズ』を好きになったということですね。
