ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

『HiGH&LOW THE RED RAIN』観てきました。

(ネタバレあるので何も知らずに観たい方はお気を付け下さい)

私がハイローで一番好きな陣営は雨宮兄弟です(特に広斗)。今回は雨宮兄弟が主役なのでそらもう行くしかなかった。一刻も早く行きたかったんですけど、一週間くらいおあずけを食らいました。

それにしてもハイローの映画に初めて行った時はこんなにハマると思わなかった…。今や『週間EXILE』とか見てるくらいEXILE TRIBEにもハマってますからね。(紛れもない事実)

ということで面白かったですよ、『RED RAIN』。でも、ちゃんとドラマ版を観て行った方がより面白かったかもしれない。いや、映画だけ観てももちろん面白いし、エンドロール観てても雨宮兄弟の出番は大体観れてるとは思うんだけど。

ただ何と言いますか、私の心構えがミーハー過ぎた(何を言ってるんだお前は)。『THE MOVIE』でも『THE LIVE』でも広斗および登坂さんにキャーキャーなっててそれは仕方なかったんですけども、何かこう…私の心が邪過ぎて「広斗ごめん…雅貴ごめん…」みたいな気持ちになりました。わけわかりませんね、ごめんなさい。私もです。

もっと! 真剣に! 観ないといけなかったなと言いますか! いや真剣に観てたんだけど!

予想より暗かった…いや違うな。ノワールものだとはわかってたので。

長兄も「せやろな」と思ってたし(ネタバレ伏せる)、それにショックを受けたわけではなく。

うーんうーん…だからあれかな。たぶん彼らの生き様に圧倒されたのかな。あんなに飄々としてるくせに、こんなに重いものを背負ってたんだなあ、みたいな。(兄弟2人とも)

映画としての不満をちょっとだけ挙げると、カメラがもう少し引きで撮ってほしかった。ハリウッドでもありがちだけど、せっかくすごいアクションしてるだろうにカメラが近すぎると何してるかわかりにくいから。

あと殴り合いに銃が出てくると、どうしても「銃の方が強いに決まってるやんけ」と思ってしまって、いつ人が死ぬのかびくびくしてしまう。画面外のどこから撃たれてもおかしくないから(物語的に納得が行くかどうかは置いといて)。『RED RAIN』以前のハイローはそれがないから全力で楽しかったんですよ。ヤクザが出てきても銃は出ない。素晴らしい。

なので、ハイローシリーズがたぶんまだまだ続きが出ると思うんだけど、あんまり血みどろにはならないでほしいなと願います…。もちろん殴り合いでも死ぬ可能性はあるけど、銃に比べたら断然低いでしょ。

『RED RAIN』の話に戻ると、生き様に圧倒されながらも、シチュエーション的には色々大変美味しかったです。

肉体関係ないけどプラトニックでは想い合ってて同居してるカップルって最高ですね。いや、尊龍は愛華に対してそこまで深い感情はなかったろうけど。でも庇護程度でもいいの。(どっちかだけがめちゃくちゃ好き、の方が個人的にはぐっと来る)

あと、抱き締めといて「壁だと思え」とかさ。何て言うんだろう、相手に気を遣わせない優しさなんだなと。で、この台詞が後々効いてくるじゃないですか…!(あれ同居人さんに訊いたら「たぶんやってもらってたんだろうね」と言われて「ああ…!」ってなった)

他にも色々書きたいことはあるはずなんだけど、とりあえずもう1回観たいです。

悪役の石黒賢さんは最高でした。九龍グループが一堂に会しているシーンはヤバい。あの中には絶対入りたくない(笑)。

兄弟のシーンで一番好きな(恰好良い)のは、やっぱり「ガラスがっしゃーーーん!!」ですかね。