ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

すゞひ企画『ある冴えない男の人生最悪の選択』

(公式サイトはこちら

(今公演はネタバレ厳禁なのでネタバレしないように書きます)

たぶんこれをアップできるのは解決編を観た後なんですけど(パソコンに向かう時間が取れないから。今はポメラで書いてます)、やっぱり解決編を観る前にちょっと感想を残しておきたくて。

ということで、2月の『9月31日の花嫁』に続いて、すゞひ企画に参加することができましたー! あの公演は本当にすごかったので、今でも一緒に参加した同居人さんと感想を言い出すと止まりません。

今回は何とオンライン公演! ZoomとLINEを駆使しての謎解きという新しい形の公演なのです。実は私、LINEを一切使ってないんですけど、この公演のために入れました。なので私のトークはこの公演関連のアカウントだけです(笑)。(リアル友人にも教えませんのですみません)

そして今回はTRPGおよびボドゲおよびキャラメルボックス仲間の友達と同じ回に参加できました!(前回も本当は一緒に行きたかったのですが仕方ない) 事件編終わってからDiscord通話でちょっとだけ一緒に謎解きしましたが、途中からは別々に回答を考えたので、友達には勝てたらいいなと思っている…! ボドゲでも勝ち負けはあるし、だからこそ一生懸命遊んで楽しいじゃないですか。それと同じです。

今回はめちゃくちゃ頑張って回答したんですよ! すごいいいところまで行ったと思う! 普段はこういう謎解きイベントってチーム戦で時間制限も厳しいので、「謎を解くところは得意な人にお任せして私は情報収集☆」という感じだったんですけど、今回は個人戦で回答期限も長かったので、じっくり考えられて楽しかったです。いいところまで行けたと思うんだよなーーー。

書きたいことから書き連ねているのでよくわからない感想ですが(いつもだ)、すゞひ企画の何が特徴的かというとやっぱり、演劇×体験型ミステリーであることかなと思います。だってさ、同じ目線の高さとか1メートル圏内に役者さんがいるんだもん。それはやっぱり演劇ではなかなかあり得ないじゃないですか。

さて、今回のシチュエーションは『オンライン飲み会』。登場人物と私達は大学の同級生だった(卒業して7・8年くらい)という設定です。と言っても、私達は基本的にはカメラもマイクもミュートしていてチャットでの参加で、情報収集の時だけ音声を繋ぐという形でした。でも、このチャット参加が楽しくて、「他のお客さんうざかったらごめんなさい」と思いながらサクラかというくらい(チャットで)喋りまくってました。すみません。だってTRPGも二次創作もやってる人間としては、反応のない寂しさは嫌と言うほどわかっているので。

さらに観劇畑の人間から言わせてもらうと、お芝居にリアルタイムで反応を返せるなんて普通ないやん!? そりゃ笑ったり泣いたりとかそういうことはできるけど、具体的な感想は終わってからしか書いたり話したりできないじゃないですか。なのに今回はリアルタイムに役者さんに向けて文字で反応できる! そんな贅沢があっていいのか!

なので距離の近さというのはなかったのですが、何というかそれ以上に色々贅沢過ぎたので大満足でした。だって役者さんが私のハンドルネームを親しげに呼んでくれるんだぜ。そんなことってあるか。いやない。

演劇を生で観たいのはもちろんなのですが、でもオンラインってことはこちらもあちらもそんなに移動しなくていいわけで。ということは、なかなか地方に行けない役者さんも出演できるかもってことじゃないですか。それは新たな可能性が広がるなあと。新たな夢が見られるなと思いました。

何かこう、ステージ上の出し物をカメラで撮ってただ流しているとかじゃなくて、(今回は)オンライン飲み会だからお互いにマンションの一室とかにいて、意志の疎通ができて、でもちゃんと事件が起きて謎解きイベントで、っていう。こんなこと考える鈴木秀明君の才能があり過ぎる。だから緊張感と臨場感が半端なかったんですよ! オンラインでこちらの反応見ながら演技して、って役者さん全員すごいわ!

鈴木君や近藤君がキャラメルボックスを退団しても、キャラメルボックスが活動休止しても、こうやって会える機会があるのって本当にありがたすぎて泣けてくる。

アップできそうだったんでしました。明日というか寝て起きて夜になったら解決編です。