（公式サイトはこちら）
（今公演はネタバレ厳禁なのでネタバレなしの感想だけ書きます）
（2月の『9月31日の花嫁』感想はこちら）
途中まではだいぶ前に書いてたんですけど、続き書きたくて置いてたら年が明けそうになったので慌てて書いてます。
探偵の助手になりたいくらげです。こんにちは。（情報集めるのは好きだけど謎解きとか推理は苦手）
すゞひ企画、2月に続いて行ってまいりました！ 何と今回は東名阪ツアー！（の私達が行ったのは大阪） これでオンライン合わせて3回目の参加！ 土曜のお昼の回でした。
私は同居人さんと行ったのですが、何かの話の流れから、演劇にあまり関わりのないお友達に布教してみたら別の回に参加してくれまして！ めちゃくちゃ楽しんでもらえたようです。よかった。嬉しい。「出てた皆さん本当に役者さんなんですよね！？」という素晴らしい感想を頂きました。
どういうことかというと、今回はマジック同好会という設定なので、大体どの役者さんもマジックを披露されてたんですよね。それが小さなものから大きなものまで様々なんですけど、すごくて！ 本当にすごくて！
あと、仮にタネがわかったからって自分でできるかどうかは別問題じゃないですか（昔からマジックが好きで多少は本も読んで勉強した）。手先の器用さと話術が大事なので。マジシャンさんの話術スキルの高さは本当にすごい。
役者さん、というか登場人物によってマジックの種類もバラバラだったので、マジックショーを観ているだけでただただ楽しかったです。
まあ、やっぱりその途中で人が死ぬんですけどね！（涙）
ネタバレ厳禁なんだけど、ネタバレして書きたいよなあ。だめなんだけどさ。この役者さんのここが好きだったとかめちゃくちゃ書きたいのに。
ありがたいことに最前列だったのもあり（席は受付時にスタッフさんが指定）、例によってキャラメルボックスの赤い旗をリュックのサイドポケットに差して、椅子の下に置いて猛烈にアピールしていたのですが、役者さん達に気付いてもらえたようでよかったです。あと『鍵泥棒のメソッド』Tシャツも着ていったので！
（今回はアマチュアサークルの最後の発表会なので、そこまでかっちりした服じゃなくていいだろうと思い。プレイヤーはマジシャンさん達の誰かの知り合いという設定です。知り合いの知り合いかもしれない）
何というか、キャラメル本公演の時はよく持って行くの忘れてたんだけど、こんな形で旗が役に立つと思ってなかったので、嬉しいような切ないような。いや、嬉しいよな。今回はCOVIDの関係で終演後もお話ができないので（2月はちょっとした交流がOKでした）、余計に気付いてほしかったというか。気付いてもらえたけど。（多田君に聞き込みに行った時に、役の状態で「素敵なTシャツですね」って言ってもらえたのがめっちゃくちゃ嬉しかった）
もちろん復活を待ってるけどそれは一旦置いといて、別の場所ででも会えて嬉しいですよということが伝えたかったというか。実際、いろんなところでキャラメルボックスの片鱗は動いてますもんね。NAPPOS UNITEDの公演とか、梅棒とのマリアージュとか。今はそれでいいんだというか。
しかしまあ、役者さん達のあの演技をあの距離で観てもよかったのか…！ すごかったですね、すごかったですよね。森下亮さんと久松信美さんがすぐそばでしたよ？ よかったの？ もっとお金払った方がよくない？
（キャラメルボックスの『エンジェルボール』絶対続編やってほしい。原作読んだので尚更）
あと、初めて拝見した役者さんでは悪い芝居(劇団名）の東直輝さんが好きでした！ ウェルカムマジックも東さんにやってもらいました。あの単語を言わされた恥ずかしさｗ この役を初演では関根君が演じたんだな、なるほど。
#サラバ偉大な魔法使い
— 多田 直人/俳優 (@meganediary) November 30, 2020
ウェルカムマジック③東直輝ver. pic.twitter.com/gSmxF1vWL7
当たり前、かどうかわからないんですが、客層としてはたぶん謎解き側の方が多くて、同卓のお姉さん（※年下）はSCRAPのサイトを見たら面白そうな公演があったから、ということでいらしてくれたそうで。
そういう人に演劇の面白さが少しでも伝わったらいいなあと思ったり。いや、めちゃくちゃ伝わってると思っていますが。別のお姉さん（※年下）はクライマックスですすり泣いておられたし。変な話なんですけど、それが聞こえた時は嬉しくて嬉しくて。
演劇側の私にはめちゃくちゃ謎解きが難しくて、正直半分解ければいい方なのですが。でも、今回公演時間が210分と聞いて「へ？」となってたんですけど、実際参加したら体感5分でした（言い過ぎ）。時間が足りない足りない。基本飲食できないので、途中から脳の糖分が足りなくてへろへろでした。超楽しかったけど。
演劇側としては、（ネタバレ禁止なので詳細が言えないんだけど）2月の公演にも参加していて本当によかったです。そっちでも時間が流れていたんだ、と感じられたから。全然上手く説明できないんだけど、本当に物語の中に入っちゃったみたいな感覚でした。一番わかりやすく伝わるように言うと、『名探偵コナン』の世界に入ってモブなんだけど何回か事件に出くわしている、みたいな気分。
だから、やっぱりすゞひ企画ってそこがすごいんだよなあ。演劇なのに自分も同じ世界にいるんだもん。本当に夢みたい。
でも、やっぱりもう少し謎が解けるようになりたいな～～～。謎が解けないと物語が理解できないので、感情移入し難いんですよね。そういう意味では『花嫁』の方が好きでした。最後めちゃくちゃ泣いたので。エンディング曲も反則だったし。（誰の何ていう歌か知りたい）
次回はオンライン企画とのことなので、その時はまた友達を誘って一緒に参加したいですね！
