ネコと紫の日記帳

ひたすら己の趣味の備忘録。読んで下さる方ありがとうございます。

ゴスペラーズ 『Follow Me』

いやー、あのー、ゴスペラーズがめちゃくちゃ恰好良いMVを世に出してくれたので観て? とにかく観て?

ちなみにちょっと目が回る可能性があるので、あまり背景を見ずに人物に集中するとマシかも。あっ、あと映像を見ながらぜひヘッドホンで聴いてください!

(MVは好きという意味でPerfumeの『Sweet Refrain』を思い出した。『Follow Me』のディレクターさん誰なんだろう。ずっと検索してるけどわからん)

 

 

こちらは、声優さんの「青春×アカペラ」音楽原作プロジェクト『アオペラ』内のグループFYA'M'<フェイム>への提供曲です。

そもそもはアオペラの方で1周年を祝ってた時にビッグニュースとしてゴスペラーズとのコラボが発表されまして、まず『ひとり』をアオペラ選抜メンバー+ゴスペラーズで一緒に歌う動画が(期間限定で)公開されたんですね。

(今はもう非公開のはず。ただ、アオペラ側の佐藤拓也さんが元々ゴスペラーズの大ファンだったそうで、村上てつやさんとの対談動画はまだ公開されてます)

さらに、ゴスペラーズ書き下ろし曲が(2グループあるので)それぞれ1曲ずつ提供されてアオペラのアルバムに収録されることとなり、この6月に発売されました。

それを今度はゴスペラーズがセルフカバーすることになって、セルフカバー集『The Gospellers Works2』としてつい先日発売されたのですが、何と実はMVまで作られていて発売後に公開されたというわけです。

それがめちゃくちゃ恰好良かったんですよ!!(力説)

そもそも映像技術がすごくない? 何もわからないから何も書けないけど、これだけ同時にメンバーが映ってるから一発撮りなわけがないのに一発撮りに見えるやつめちゃくちゃ好き!

同じメンバーが同時に映ってるところとかも斬新。黒沢さんAの隣に黒沢さんBがいる的なやつ。いや、A・Bで別々のことをしてたら(恰好良いのは恰好良いけど)まあ普通じゃないですか。じゃなくて、歌詞のセンテンスの前半を黒沢さんAが歌って後半を黒沢さんBが歌うみたいな切り方がめっちゃスタイリッシュです。

あと、途中でグループ名と歌のタイトルが黒背景に大きく白文字で出たところと、間奏(アカペラだから間奏じゃないけど)でユニゾンになるところと、一番最後の5人の表情がめちゃくちゃ好き!! 「うっぎゃー!! 恰好良い!!」と固まってました。

今まで私の中で「人に見せたいゴスペラーズのMV」って1位が『1,2,3 for 5』で2位が『It's Alright ~君といるだけで~』だったんですけど(3位が『Fly me to the disco ball』。あとMVじゃないけどTHE FIRST TAKEの『VOXers』)、『Follow Me』が1位に躍り出たかもしれない。これはすごい。

『Follow Me』ライヴで歌うのいつですか!?

 

 

 

こちらは小野大輔さんの『Sounds of Love』。酒井さんの作詞作曲で、前述の『The Gospellers Works2』にもゴスペラーズ版が入ってます。

小野Dさんは前回のアカペラツアーの時にナレーションというか声だけのお芝居で参加してくれていたのですね(基本収録だけど東京だけその場にいて生声だったらしい?)。そもそも、小野Dさんもゴスペラーズを昔から好きでいてくれてDABA(1978年生まれの声優ユニット)内の企画でカバーもしてたし。と、縁が色々あって曲を提供することになったそうです。

(詳しくはこの辺とかこの辺読んで)

『Follow Me』よりもこちらが先に公開されたのですが(数日の差だけど)、私はこれを聴いて『The Gospellers Works2』を即行で注文しました。好きすぎたので。酒井さん作だし。絶対、酒井さんが歌うと思ったし。いや、サブスクでも聴けるのは聴けるんだけど、これはCD買わないとと思ったのです。(アートワーク最高でした)

小野Dさん版だとラストにゴスペラーズの壮大なコーラスが入っているんですけど、ゴスペラーズ版だとそこがばっさりカットされてて、まあ確かに両方で同じことしても仕方ないかもしれないんだけど、でも何か意味があるのかなと思ったり。

あと歌詞がね、この前ライヴ行けたからこそ沁みるなと思って。特に2番の出だし。思ってたこと言い当てられて何かびっくりした。「ああ、これだったのか」みたいな。

歌詞全体としても「それはこちらの台詞ですよ」と思ったので、お互いに同じ気持ちなら嬉しいですね。本当に。